有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

年を取ると免疫系が新旧交代する!


さらに新しい免疫系と古い免疫系は、私達の一生を通じて引き受ける役割の大きさを変化させています。新しい免疫系の中心となっている胸腺という臓器は、出生後20歳位迄は重量を増して行き、その後は加齢と共に退縮して行きます若くて胸腺が大きいうちはリンパ節も脾臓も充実していますし、そこには進化したT細胞・B細胞が満ち溢れています。ところが年を取ると段々胸腺が縮まってきて、そこから少し遅れてリンパ節や脾臓が萎縮を始めます。すると若い時は細々と活動していた腸や肝臓・外分泌腺のリンパ球が目を覚ました様に活発になって来ます。

また加齢現象とは関係なく胸腺が縮まることがあります。それはストレスがかかった時です。ストレスがかかると、グルココルチロイド・ステロイドホルモンが分泌されます。このホルモンが出ると一気に胸腺が縮まって、その結果リンパ節と脾臓が萎縮します。すると新しい免疫系が活発で無くなる代わりに、古い免疫系が活発になります。胸腺が縮まってリンパ節の萎縮が始まると、必ず腸管と肝臓のリンパ球が増えて来ます。つまり古い免疫系が侵入した抗原を認識するようになるのです。ストレスがかかると、二つの免疫系の働き方が全く逆転するのです。

実はこれは非常に上手く出来ている仕組みです。私達の身体には、年を取ると異常自己細胞がいっぱい出来てきます。年月を経てタンパク質の酸化・脂質の酸化も起こります。だから皮膚はしわしわになるし老廃物が溜まるから、身体の表面にもシミ・老人斑がはっきりと目に見えて現れて来ます。そういう老化は、身体の表面だけで起こっているのではなく、身体の中でも沢山起こっています。老廃物を抱え込んだ細胞や劣化した細胞は、やっぱり壊して捨てた方がいいものです。そこで自己応答性を持った古いリンパ球の出番になります。身体の中に起こった異常を察知して、自己抗体を産生・活性化して異常な部分を廃棄し、老化に対抗するわけです。

←安保徹先生著書「免疫革命」から抜粋


この説明を読みますと素人考えですが、新型コロナウイルスに対する抵抗力の世代間格差が分かるような気がします。

当初のアルファ株やデルタ株では、若者層の感染数が少なく、高齢者層の感染数が多く肺炎による重症化が目立ちました。これは若者層はその胸腺の充実による進化したT細胞やB細胞の活躍によるものと思われます。

しかしコロナウイルスという敵もサルものです。今度はさらに変異したオミクロン株により若者層を狙い撃ちにしています。しかも喉や気管支の浅い所を狙い、症状は軽いものと油断させて、感染のスピードアップを図っています。今朝の報道では、成人の日に慶応大学の学生達が500名規模の成人祝賀パーティーを3次会までやり、大規模クラスターが発生したとのこと。これは安保先生説に照らすと2年間ものコロナ自粛により若者層にもストレスが溜まり過ぎ、新しい免疫系が活発で無くなった結果、コロナに感染しやすくなっているのではないかと思います。

いずれにしても新型コロナウイルスは大敵です。油断せずに最大の警戒が必要です。