有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

稼ぐ力の源泉は「腹」と「腰」にある2


腰と腹に力を入れれば、自ずと「歩き方」も変わってきます。背筋がシャンと伸び、胸を張って颯爽と歩くようになります。猫背でお金持ちな人はまずいません。少なくとも私は一度も会った事がありません。裕福な人は年を取っても腰が曲がらずシャンとしていて、歩くスピードも速いものです。これは腰と腹に力が入っているからであって、こういう歩き方をする人にお金持ちが多いのは、腰腹力が財運を招いている証と言えます。

では、稼ぐ力の源である「腰」を痛めてギックリ腰になるとどうなるか。その人はみるみるうちに財を失います。なぜならギックリ腰の人は、文句を言いやすい性格になるからです。腰が痛いから動きたくない、何もかも面倒くさいという気持ちになって、自分では動かずに、ああだこうだと口ばかり出すようになって行く。そうなれば部下や同僚に疎まれるのは必然で、人間関係は悪化し、出世の見込みも無くなって財運にソッポを向かれてしまうのです。

このように病気の多くは「財」の欠如によってもたらされます。そしてまた、病気の人のもとからはあっという間に「財」が去って行きます。

空海が「経済病む時人も病む」と言ったように、経済と健康は相関関係にあります。貧乏な人は病気になりやすく、社会が不景気になってお金の巡りが悪くなれば世の中にどんどん病人が増えて行きます。

特に現代では、経済的な格差が顕著に健康の格差となって現れます。豊かな人は病気の予防や治療にたっぷりとお金をかける事が出来ますが、貧しい人はそれが叶わず、予防出来るはずの病気、治せるはずの病気で寿命を縮めてしまいます。

経済的に窮乏しているという状況そのものも、人の心身に悪影響を及ぼします。会社の資金繰りが悪化すると、経営者はストレスや不安感から胃潰瘍になったり、心筋梗塞を起こしたりする事が珍しくありません。一般のサラリーマンであっても、同僚や友人に比べて給料が低い事に悩んだり、借金で首が回らなくなったりすると同じ様な悲劇にみまわれます。


←松永修岳先生著書「空海の財運術」の「第3章身体を整え財運体質になる」から引用


今回は最後の部分「経済的に窮乏しているという状況そのものも、人の心身に悪影響を及ぼします。会社の資金繰りが悪化すると、経営者はストレスや不安感から胃潰瘍になったり、心筋梗塞を起こしたりする事が珍しくありません」という箇所に着目しました。

私が二度目のリストラを受けた不動産建設会社に専務待遇で呼び戻された時、その会社のオーナー会長はかなり体調が悪くなっていました。長男や三男に社長を任せたものの経営は上向かず、その会社の巨額の借金に恐れをなして二人とも会社を辞めて行きました。社長になると会社の借金の連帯保証人になりますが、会社が倒産し支払い不能になると社長個人名義の土地建物や金融資産等の全てを銀行に取られてしまうわけです。

私が専務待遇で会社に呼び戻されて程なく正式に取締役専務になった頃には、会長は人工透析に通うようになりました。そして私を社長に指名すると「あとは全てお前に任せる」と言って手術をするために入院してしまいました。

創業50年、最盛期は年商100億円を誇ったその会社も私が社長になった頃には30億円位まで落ち込んでいました。社長になったとたんに月初めは銀行から呼び出されて、本店融資部の二人から先月の売上未達原因と今月の売上見込み並びに売上目標必達のための具体的営業手段を細部に渡り追及されました。「針のムシロ」とはまさにこの事で、これでは精神が病んでしまうなと本気で思いました。

しかし、ここで役に立ったのが若い時に15年間従事した経営相談の経験とリストラや転職の苦難を乗り越えて来た負けじ魂です。故郷鹿児島には「泣こよかひっ飛べ!」という言葉があります。「ぐずぐず悩んでいる暇があったら突っ込んで行け」という中央突破の教えです。

私は会長から全権を委任されたので、今まで会長や息子さんの社長達が銀行から言われながら成し得なかった抜本的経営改革を次々に断行しました。それは伝統ある建築部の廃止や遊技部門の廃止並びに遊技2店舗の土地建物の賃貸等々でした。

とにかく中央突破ですから古参社員の激しい反発もありましたが、社長就任1年目の決算で経常収支黒字化と社長1期2年目の株主総会では配当復活を果たしました。株主である息子さん達から涙溢れる御礼を言われた時には、こちらも思わず目頭が熱くなりました。