財運を見方に付けて成功者する人、財運に見放されて貧乏になる人には、他にも多くのフィジカルな共通項があります。

例えば一時的に小金持ちになっても直ぐ財を失ってしまうような人の殆どは、肩や首が凝っています。すると、心臓から上がってくる血液をブロックしてしまい、脳に十分な血液が行き届かなくなります。脳の血液が悪くなれば集中力は低下し、お金の使い所や投資のタイミングを誤ってしまうため、財が長続きしないのです。

成功者に多く見られる特長としては、手の指がきれいな事が上げられます。

プレゼンテーションが上手い人は、みんな身振り手振りを交え全身を使って喋ります。中でも手の動きは重要で、手の指の表現が豊かであればあるほど相手を引き込む事が出来ます。だから某大手通信販売会社では、テレビの通販番組を収録する時は必ず手で商品を触り、手でアピールするというマニュアルがあるそうです。

指先の表現力は説得力とイコールであり、ビジネスの利益に直結します。手の指がきれいな人は、そこに注目して欲しいから自然とよく指が動き、プレゼン上手になるのです。

←松永修岳先生著書「空海の財運術」の「第3章身体を整え財運体質になる」から引用

今回は「プレゼンテーションが上手い人は、みんな身振り手振りを交え全身を使ってしゃべります。中でも手の動きは重要で、手の指の表現が豊かであればあるほど相手を引き込む事が出来ます」という箇所に着目しました。

私は手の指がきれいな方で、小さい頃はよく「女の子みたいな手だ」とからかわれたものです。しかし大きくなってからは、手の指がきれいな方が得をする事が多く女性には何故かモテます。

さて、都内に今伸び盛りの不動産会社があります。この◯社の営業マンが実に口八丁手八丁で営業が上手いのです。私が顧問をしている都心の不動産会社にも◯社の営業マンが入れ替わり立ち替わり訪問して来ます。彼らは営業目標を達成しないと直ぐにクビだそうで皆必至です。

ある日、出社すると当社のオーナー会長が「◯社のヤツはけしからん」と怒っています。「どうされましたか」と聞くと、会長は「10億位の欲しい物件が見つかったので、◯社のヤツに押さえておいてくれと頼んで、銀行の融資確認を取り次の日に買い付け証明を出そうとしたら、もう売れましただとさ」と益々ヒートアップしています。

私は内心、会長は「両天秤」にかかったなと思いました。やり手の営業マンが良く使う手で、上玉の物件で釣っておいてお客が乗って来たら、会社推奨の別の物件を売り付ける方法です。

会社推奨物件の中には「隠れた瑕疵」がある物件（いわゆる訳あり物件）を相場より安く仕入れて短期間で利益を上げたいという、会社の利益優先の物件がありますので要注意です。

相続や売却の際の土地分割が一定面積以下には出来ない等という「地域協定」が隠れている場合もあります。

特に「近隣迷惑行為」等は分かりずらいので、購入決断前には日曜と平日、夜間も現地見学する位の慎重さが必要です。

また売主や仲介が大手企業だからと安心して任せるのではなく、念のため物件のある地元の不動産業者を訪問して直接聞き取り調査する位の慎重さも、大事な財産を購入する場合には重要です。