社会におけるお金とは、人間の身体にとっての血液のようなもので、お金の流れが悪くなれば社会は不健康になります。

皆がお金を溜め込むばかりで使わないと不景気になるのは、血液が詰まると病気になるように、お金の巡りが悪くなった為に経済が病んでしまったという事なのです。

お金があるのにお金を使おうとしないのは、欲望が小さいためです。では、どうして欲望が燃え上がらないのかと言えば、世の中から個性豊かな商品やサービスが減ってしまったのが原因の一つでしょう。

お金持ちの人は、いつでもどこでも買えるような物は購入しません。今ここでしか買えない貴重な物、心を奪われるようなインパクトのある物にしか食指が動かないのです。

それなのに日本では価格競争ばかりがヒートアップして、肝心の商品やサービスが平凡化してきています。例えばスーツなら、昔はデザイン系のおしゃれなスーツを作っていたブランドが、最近では価格を落としてサラリーマン向けの無難な物ばかり出すようになってきました。

これは社会全体にとって不幸な事です。企業はお金持ちの財布のひもを緩める事が出来ないし、消費者は買い物に楽しみを見出だす事が出来ません。仕方無しに平凡なスーツばかり買うようになると、脳が刺激不足で発達しなくなって個性や才能がどんどん失われてしまいます。

個性を開花させる事が強い経済を作り出す事につながります。特にこれからの日本では、横並びでは無く「人と違う事」が評価されるようになって行く。個性を開花させ、個性を強みに変えた人だけが成功出来る時代が、目の前まで迫って来ているのです。

だから私達は、安定志向の波に飲み込まれてはいけません。周りが平凡だからと言ってその風潮に流されていると、次第に個性を失ってその他大勢の中に埋没してしまうでしょう。

←松永修岳先生著書「空海の財運術」の「第6章楽しんで稼ぐ成熟時代の生き方」から引用

ジャーン🙌ついに5月7日がやって来ました。私は昨年の5月7日に、このコロナ禍の自粛生活を乗り切るためにmuragonブログへの1日3本投稿を開始しまして、ついに本日満1年目を迎える事が出来ました。

このmuragonブログを創設された村越社長様とこの拙い私のブログを応援して下さっている皆様に心から感謝申し上げます。

これからもコロナ禍に負けない「心の栄養ドリンク」を目指して、ウキウキワクワクで頑張ります😆👍❤️