自分の仕事、自分の言葉、

そして友に正直であれ。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロ―（作家/アメリカ）

ソロ―の「森の生活」は邦訳でもいくつか出ている。とても面白いという本ではないが、私は大好きだ。

その理由は、ここにあるソロ―の言葉につきるのではないだろうか。

自分の言葉、自分の仕事、そして友に正直なのがよくわかる。

私一人では、ずっと自然の中で暮らすことは出来ないが、たまに一人で暮らし、自分がどれ程のものかを知るには良いであろ。「森の生活」はよきサンプルで永遠のベストセラーと言われるだけはある。

私の友人や仕事仲間に、ソロ―のような全てに正直な人がいたら最後に幸せだし、頼りにもなる。

世の中では格好つけたり、言い訳ばかりする人があまりにも多いが、よい仕事をするのは正直な人に限られる。

ソロ―を読む時、アメリカ人にも、付き合える人がいると思えてうれしくなる。

←遠越  段  著書「心に火をつける言葉」の「Ⅲ信念」からご紹介させて頂きました。