負けてわかることもある
負けることを恐れるな。
正々堂々と戦って負ける時ほど、
勝利に近いことはない。
ヘンリー・ワード・ピーチャー(聖職者/アメリカ)
戦いには二つの場合がある。
一つは孫子の兵法にもとづいて行うような、負けてはならない使命がある時だ。
この時は何がなんでも勝つための準備をして、勝つための戦い方をしなければならない。
国の存亡がかかっているような場合だ。
もう一つは、ここでヘンリー・ワード・ピーチャーが言っているような場合で、自分が正しいと考えたことを争って戦う場合である。
この時正々堂々と戦って負けることがあってもいい。
負けることによって、何で負けたのか、相手が正しかったのか、正しいのはこちらだが、相手が駆け引きを上手くやったり不正を働いて勝ったのかがわかる。
あるいは、あといくつかの修正をすればこちらが勝利すると気づくこともある。
このような場合は、負けてもよいから正々堂々と戦うべきだ。
次に勝てばよいのだ。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅲ信念」からご紹介させて頂きました。
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