正しいと思うことを実践し行動する
勇気とは恐れを持たぬことではない。
恐れを感じた時、それに打ち勝つことである。
マーク・トウェイン(作家/アメリカ)
勇気について古今東西、同じ様に考えるようになった。
つまりマーク・トウェインが正しく述べてくれているように、正しいことをやろうという時に恐れに打ち勝つことである。
打ち勝った上で、正しいと思うことを実践し、行動することである。
こうして勇気のある国民が多いかどうかで、その国の歴史も変わる。よい国民になれるかどうかが決まる。
日本の明治維新は勇気を尊ぶ武士道の教えがあり成し遂げられた。
武士道の勇気とは、新渡戸稲造が述べているように、義のある行動をせよという論語の教えを行動原則にまで高めたものだ。
義とは「道理に従って、ためらうことなく行動するかを決断する力」(林子平)である。
この点、日本では勇が正しく教えられたが、今の中国では論語の教えは生きていない。
マーク・トウェインは、小説で少年達に勇気とは何かを教えてくれる。
「恐れ」は誰にもある。だが、正しいとわかれば、その「恐れ」に打ち勝つのが男なのだと。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅲ信念」からご紹介させて頂きました。
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