他人に変わって欲しければ、あなたが自ら率先して変わるべきだ。

マハトマ・ガンジー（政治指導者/インド）

インドの偉人、ガンジーの言葉には迫力がある。

真実もある。

インドは歴史もある大国であるが、ガンジーとしては何としても変えなければならなかった。

そのためにやった事は、自らを変える事だった。

頑固に自らを変える事で国民を変え、そしてついにはイギリス本国をも変えて行った。

日本や欧米では、ちょっとした闘争で変わる事も多いかもしれないが、インドのように古いしきたりが頑固に続く所では、ガンジーのように地道かつ心の底から変えるという方法しかなかったのだろう。

結局、人間を本当に変えるには自分がまず変わるしかない事を示してくれた。

ガンジーの非暴力、不服従主義を学んだチベットのダライ・ラマ14世だったが、毛沢東の共産党はこれを裏切った。しかし、まだこの戦いは続く。私達はダライ・ラマの人間性がいつか勝利してもらいたいと願うのである。

←遠越  段  著書「心に火をつける言葉」の「Ⅰ行動」からご紹介させて頂きました。