人間はもっと人間の生命の「自ら秩序を造り出す能力」という力を信じて、自然治癒力に目を向けても良いのではないかと思うのです。元々医学は、ギリシャのヒポクラテスの頃から、自然治癒力を念頭において、いかにすれば自然治癒力を高めてケガや病気を治すかに腐心してきたのです。それが西洋医学が発達し、先鋭化してくるに従って、その大事な事が忘れ去られてきたのです。

この自然治癒力は、例えばカスリ傷程度なら数日で秩序を回復してくれますが、がん等の重い病気では数年という単位で時間がかかります。

ですから、何より大切になってくるのが、自然治癒力を信じきり、揺るがない心、気持ちを持ち続ける事なのです。これがあるから、漢方薬を飲み続けられるし、食事も美味しいものばかりではなく、それは少なめにして玄米菜食にできるのです。

←帯津良一  著「帯津博士が提唱する〝心・食・気〝の三原則  自然治癒力」からご紹介させて頂きました。

☆上記に関連して安保徹  著「免疫革命」には次の様な興味深い箇所があります。

「自律神経失調症や更年期障害の治し方」

そもそもこれらの病気は、血流障害が背景にあるので、血流を普段から良くしておく必要があります。ストレスを避け、冷えを防ぎ、強い冷房に当たらないようにし、必要であればカーディガン等の上着を一枚はおり、積極的に体操や入浴を行って、血行を良くしておく事が一番重要です。また、副交感神経を程好く刺激する玄米食にしたり、野菜やキノコ類を十分に取って、便秘を避ける事が大切です。

私は中学・高校時代に陸上競技をやっていたので、米国の金メダリスト・ショランダーの菜食主義を真似して、それ以後も野菜が中心の食生活を貫いて来ました。10年前からは野菜・キノコに加えて玄米と魚（サバかサーモン）の食生活です。3年前からはコロナ対策で一日に味付き玉子2個が加わっています。

そのお陰か否か若い時からこの歳になるまで便秘というものを知りません。また、血色が良くつやつやした両手を誉められると嬉しい限りです🎵😍🎵