健康な人でも、いざというとき自然治癒力を発揮できるとは限らない2
冒頭でふれたように、自然治癒力は誰でも潜在的に相当量持っているものですが、健康な人は普段、健康であるがために自然治癒力の事を意識していません。意識していなくても自然治癒力がバランスよく出て来ているからです。
しかし、健康でない人は自然治癒力の出方が不足し弱まっているのですから、これは意識して高めてやらないといけません。つまり「血」や「水」が滞りなく流れるように、三要素のバランスを保たせるために、意識的に高めてやるのです。高める事によってバランスが保たれるようになれば、また再び健康な身体へと戻って行くと考えられる訳です。
私達がよく「気力が衰えた」とか「気が弱い」と表現する時には、万全の体調が後退している時である訳ですが、この普段使われる言葉を取ってみても「気」が私達の身体に強い影響を持っている事はお分かりだと思います。その一方では「気力が充実している」とか「気が強い」ともよくいい、これは言うまでもなく体調万全の状態を表現しています。
また「病は気から」とも言います。気持ちの持ちようで病気にもなれば病気にもかからないという意味ですが、これは要するに「気」を高めていれば病気にかからず「気」を弱くしていると病気にかかるという事です。従って健康であるためには「気」を高めておく事。これが非常に大事な事だと思います。
←帯津良一 著「帯津博士が提唱する〝心・食・気〝の三原則 自然治癒力」からご紹介させて頂きました。
☆末尾の「気を高めていれば病気にかからず」や「健康であるためには気を高めておく事」という帯津博士の御教示は、全くその通りだと思います。
天気の良い日は近くの都立公園内を散歩しています。うっそうとした森の中を歩くと長年の風雪に耐えて悠然とそびえ立つ多くの巨木に感動します。
また、人目につかない所で巨木を相手に少林寺拳法の基本的な型の練習をしていますが、終わると身体の底から気力が湧いてくるのを感じます。
これが私の長年病気とは無縁の「気を高める健康法」です☺️
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