食品にはそれぞれ〝個性〝がある4
第三は水分の取り込み方による分類で「燥」と「湿」です。
「燥」というのはいくら水分を取っても身体や皮膚が乾燥しており、乾いたフケが出るような人です。
「燥」の人にはカボチャ・タケノコ・リンゴ・パイナップル・ドジョウ・玄米・梅干しなど体内の水分保留を促進する「潤性食物」が対応します。
また「湿」というのは取った水分を身体に溜め込みやすく、直ぐにむくんでしまうような人です。
「湿」の人にはシソ・ショウガ・ネギ・ゴボウ・ミカン・ブドウ・フナ・ウニ・トウモロコシなど体内水分の排泄を促進する「燥性食物」が効くわけです。
しかし、このような食品の個性をいちいち知らなくても、長年の経験で生かされていることは多いのです。例えばカニを食べる時には、二杯酢や三杯酢など酢と一緒に食べることが多いのですが、カニは身体を冷やす涼性食物で、酢は反対に身体を温める温性食物です。また豆腐も涼性食物ですが、薬味のネギやショウガ・カツオブシ等は温性食物です。この様な食べ合わせの例は、昔の人が理屈ではなく、古くからの知恵として伝えて来たものです。それが自然であり、身体にもいいし美味しいということを分かっていたのでしょう。
←帯津良一著「自然治癒力」からご紹介させて頂きました。
☆明日から10年に一度の凄い寒波が来るということで、報道では盛んに寒さ対策が呼び掛けられています。
こんな時こそ身体の芯から温まる「温性食物」を食べて極寒を乗り切ることが大切です。また、寒波に対しては雪による断線停電や水道管凍結による断水等の生活インフラの緊急事態に対する備えも必要です。
「備えあれば憂いなし」ですのでネギ・ショウガ・ニラ・ニンニク・カボチャ等の「温性食物」をたくさん食べて身体をポカポカと温めて寒波を乗り切る様に頑張りましょう😆👍❤️
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