有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

肥満を避ける3


健康な人の空腹時血糖値は、おおよそ80~100㎎/dl程度であり、食後は若干高い値を示します。高血糖とは空腹時血糖が110㎎/dl以上のことです。

肥満と高血圧・高脂血症・高血糖は、いずれも度を超すと動脈硬化の原因となります。

中高年期にメタボリック・シンドロームであった人は、30~40年後にアルツハイマー病を発症しやすいのですが、メタボリック・シンドロームの人は動脈硬化をきたしやすいからだろうと私は考えています。動脈硬化による血流の低下が心臓に起こると狭心症、膵臓だと糖尿病、脳の場合はアルツハイマー病であると理解すれば分かりやすいでしょう。

動脈硬化は加齢と共に万人に起きる現象で、これを完全に回避することは出来ません。しかし生活習慣病があるかないか、またその程度によって動脈硬化の重症度は千差万別です。

アルツハイマー病も老化によって起きる生活習慣病であると言えます。55歳以上のアメリカ人は、癌や心臓病・脳卒中よりもアルツハイマー病を怖がっているというアンケート結果さえあります。何故なら85歳以上のアメリカ人の約半分がアルツハイマー病にかかっているからです。

40歳代で発症する家族性アルツハイマー病は、アミロイドβや異常なタウ蛋白質を量産する遺伝子異常が背景にあります。しかしこれはごく一部(全体の2.5%)であり、それよりも何らかの生活習慣病を持っていてそのために動脈硬化が進んで、60歳を過ぎてからアルツハイマー病を発症する人が圧倒的多数を占めます。

←山嶋哲盛博士著書「百年健脳健康法・認知症が嫌なら油を変えよう!」から抜粋



山嶋先生は次の様に明示されています。


    メタボリック・シンドローム

                           ↓

         動脈硬化になりやすい

                           ↓

                   血流の低下

                      ↙️↓↘️

            心臓      膵臓     脳

 (狭心症)(糖尿病)(アルツハイマー病)


「55歳以上のアメリカ人は、アルツハイマー病を怖がっている」「85歳以上の約半分のアメリカ人がアルツハイマー病にかかっている」との山嶋先生のご指摘であのお騒がせアメリカ人を思い出しました。「地球温暖化などあり得ない」と頑固に主張したトランプ元大統領です。

地球温暖化により北極海の氷が次々に溶け出して北大西洋沿岸諸国に深刻な影響を与え始めているにもかかわらず、本当に困った大統領でした。

アルツハイマー病の怖さを世界中に示してくれた″迷大統領″でありました。