有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

塩分摂取量の民族差


食塩を摂り過ぎると、食塩に含まれるナトリウムが水を引き付け、リンパ管の中を流れるリンパ液の総量が増え、腸管からの脂分やコレステロールの吸収も増えて、高脂血症→肥満→動脈硬化→高血圧という悪循環を作るのです。脂分と塩分の摂り過ぎは不健康であり、寿命を短くする理由はここにあります。

1985年頃に行われた京都大学名誉教授の家森幸男先生の調査によれば、塩分の摂取量は民族間でかなりの差があります。日本人の塩分摂取量は1日平均で約12g、チベットの人は16g以上の塩分を摂っています。

これに対して、タンザニアのマサイ族はほとんど塩分を摂りません。1日平均で概算2.5g程度です。マサイ族の食事にはおよそ塩分というものがありません。マサイ族の人は1日平均3リットルものミルクを飲みます。マサイ族が摂る塩分はミルクに含まれている分だけです。その結果、マサイ族には高血圧という病気は存在しないし、動脈硬化や心疾患も少ないのです。

一方、チベットはなめただけでも美味しい岩塩の産地です。現地の人は岩塩を入れた塩茶やバター茶を毎日なんと50杯、総量で4リットルも飲みます。このためチベット人は塩分摂取量が極端に多くなっています。その結果、50歳代になると住民の約4割が200㎜Hg以上の高血圧であるということです。

我が国でも平均寿命が最下位(2014年)の秋田県の人は、沖縄県の人に比べて約1倍半の塩分を摂っていました。この結果が高血圧や脳卒中発症の顕著な差となって表れていたことは周知の通りです。沖縄の人は食塩摂取量が1日8gと日本の中では最も少ないために脳卒中も心筋梗塞も少なかったのです。

料理法や食事の好みには慣れという要素が大きいわけですが、味付けには出来るだけ食塩ではなく香辛料やワサビ・生姜・酢などを使うのが賢明です。

←山嶋哲盛博士著書「百年賢脳健康法・認知症が嫌なら油を変えよう!」から抜粋


私は山嶋先生のこの本を読み始めてから食生活を色々と改善してきたつもりでしたが、コロナ禍の巣籠もり自粛生活により運動不足と甘い物の食べ過ぎ(特に和菓子セットや小さく個分け包装したバームクーヘンが大好き)のため激太りしてしまいました。元々身長172cmで腹囲は80cmでしたが、この夏に余りにも大きく突き出たお腹を1年半振りに「メタボ撲滅メジャー」で測定した所、何と86cmと6cmも増加していて驚きました。

早速、この8月から甘い物を控えてウォーキングを毎日するように切り替えました。「長野県方式ウォーキング」で「3分間大きく手を振って早足で歩き、次の3分間は手は普通にゆっくり歩く」を5回程繰り返す方式です。これで汗だくになります。その結果、今朝測定したら79.5cmでした。この3ヶ月で6.5cm減らすことが出来ました。

勿論、ドレッシング等も植物油・食用油脂不使用の「リケンのノンオイル」大さじ1杯(約15g)当たり脂質0g・食塩相当量0.8gに切り替えました。