有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

生命を育み体調を整える3つの体内システム


真に患者のためになり、医師が自信を持って取り組める全人的医療を目指すには、何が必要なのでしょうか。

統合医療にきちんと取り組めるかどうかは、身体というシステムを全体的に捉え、その働きを統合的に捉えられるか、ということにかかっていると思います。例えば人間の身体には、身体の全体を網羅できるシステムがあります。身体の働きをまるごと網にかけて逃さず捉えているようなシステムがありますから、それを理解することが肝心です。

例えばこの本で取り上げる「自律神経系のシステム」「白血球のシステム」「代謝エネルギーのシステム」等がそうです。これらを理解することで、身体の仕組み、病気のメカニズムを捉えることができるようになります。

例えば「代謝エネルギーのシステム」とは、エネルギーを消費・蓄積するシステムです。人間が生きていくという意味では、実は身体の中でこれ以外の行動はありません。エネルギーを取り入れて、使って、余剰があればためるし、足りなくなれば蓄積分から取り出して使う。細胞というミクロのレベルも含めて、身体の全ての活動がこのエネルギーのシステムに依っています。

ということは、ありとあらゆる活動がこのシステムと共にあるわけですから、あらゆる疾患も必ずこのエネルギーのシステムと関わっているわけです。この視点から見ていくと、エネルギーの過剰消費とか、あるいは過剰蓄積とかで身体の活動が破綻をきたしていく様子もわかってくるし、するとそこから様々な病気とのつながりが理解できます。エネルギーのシステムを捉えれば、人間の身体で起こることを決して見逃すことはありません。

←安保徹先生著書「免疫革命」から抜粋


今回着目したのは次の箇所です。

「エネルギーを取り入れて、使って、余剰があれば貯めるし、足りなくなれば蓄積分から取り出して使う。細胞というミクロのレベルも含めて、身体の全ての活動がこのエネルギーのシステムに依っています」

私は大学の卒業前の2月の厳寒期に鎌倉の円覚寺で行われた学生座禅会に参加したことがあります。その中で山から薪を運んで来る作務(さむ)という作業奉仕をしました。驚いたのは若い修行僧の方達の働きぶりです。4束も平気で抱えて下りてくる猛者もいます。私なんか1束抱えて運ぶのに必死でした。三食の食事はお粥に一汁一菜の粗食でなぜ修行僧の方達があんなに力持ちなのか不思議で仕方ありませんでした。やはり座禅の効用で心の安定と身体のエネルギーを効率よく消費しているせいなのかなと思いました。