有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

人生に現状維持はあり得ない


今日一日に、清々しい汗をどこまで流せるか!


「人生の喜びは、努力を続ける毎日にある。

努力を放棄すれば苦しみが生まれ、安楽は努力の汗の中にある」


人生は三万日しか生きられない。今日は三万日の中の貴重な一日なのだ。この一日を素晴らしい一日にするには、努力で一瞬一瞬を埋め尽くして行かなくてはならない。平凡な人間に出来ることは、今日一日に、清々しい汗をどこまで流せるかということなのだ。


「知性と野生と体力が第一、人生に現状維持はあり得ない」


伊藤忠商事は、世界各国に1,500人以上の社員を派遣しているビッグ企業である。一人ひとりが会社の代表者であり開拓者だ。米倉功社長も常にチャレンジして、今日の伊藤忠商事を作り上げてきた。

「新入社員には、15年先、20年先、つまり21世紀の伊藤忠商事を背負ってもらいたい。国際化・情報化・ハイテク化・サービス化の四つの革命が急速に進んでいる中、総合商社は従来の殻を破ることです。現状維持は脱落を意味します」

人間には三万日の人生が許されている。そのうちで、ビジネスマンとして自分を燃焼させて全力投球できるのは、一体どれ位あるだろうか。自分にそう問いかけてみると、今日一日何もしないで、社内をうろうろと過ごしてよいと思う人は一人もいない。「しまった。これじゃいけない。燃えて生きなければ、自分が惨めになるばかりだ」誰でもがそう思う。

米倉功社長は声を励まして人間造りを実践する。

「そこで求められるのは、知性と野生と体力です。学校の成績ではなく、自分に与えられた仕事で、応用問題を解く事の出来る能力が不可欠です。国際社会の中では、外国語の一つや二つ出来なければ、何の役にも立ちません。何事にも、体当たりでチャレンジするやる気があればよい。人だけが財産である商社では、社員は城の石垣のようなものです。大きな石、小さな石、三角形の石と多種多様な形が必要で、個性のぶつかり合いが商社のエネルギーの源泉です」

折角もらった生命なのだという自覚があれば、その生命をどう使うかは、自分の自由だ。自分の自由であれば、どんな努力を注ぎ込んでも、文句を言われる筋合いはない。努力をしない一日が暮れて行く夕方ほど、寂しいものはない。一日の終わりに、汗びっしょりになって「今日はやったぞ。いい日だった。よし、これで今日は終わりだ。明日また頑張るか」という一日でありたいと思う。

先の事はわからない。だからこそ、今日という日に全身でぶつかって行く事だ。体当たりのチャレンジ精神があってこそ、今日が素晴らしくなる。努力こそが、人生を生き生きとさせてくれる活力なのである。


←赤根祥道先生著書「自己修養のすすめ・十大禅師に学ぶ人生の極意」の「第四章  高く翔ぼうとすれば、まず低く翔べ・妙超禅の極意に学ぶ」から抜粋


今回は「何事にも、体当たりでチャレンジするやる気があればよい」「先の事はわからない。だからこそ、今日という日に全身でぶつかって行く事だ」という箇所に着目しました。

昨日ご紹介した、私が専務として全国一のビッグ企業を相手に戦った裁判では、さらに有難い体験をしました。当方の弁護士さんと弁理士(特許・商標の専門家)さんとの裁判対策の打合せは、東京日本橋の弁護士事務所で行いました。「この裁判に勝つためには、当方の店名を相手方より先に使用していた事実(先使用権)の立証が必要です」「当方本社と隣県2店舗との広域同一商圏の立証も必要です」との事でした。

「先使用権」については、当社が不動産業で昔から宅地開発をしていたお陰で、本社近隣の開発分譲地内の「橋の名前」と「商業ビルの名前」に店名と同一の名称が残っていましたので、現物写真を証拠として裁判所へ提出しました。

「広域同一商圏」の立証は苦労しましたが、先方のP店店舗がたまたま当方本社の近くにありましたので、ダメ元でその客用駐車場へ調査に行きました。すると何と数十台の隣県ナンバーの車が止まっているではありませんか。思わず「やった!」と小躍りしてナンバープレートの写真を撮りまくり、裁判所へ証拠として提出しました。P店のお客さんは県境を越えてでも〝出稼ぎ〝するのだという事がよく分かりました。

先方は大企業ですから、当社に対して裁判を起こすと同時に先方のホームページに提訴の記事を掲載しました。すると先方の全国進出で自分のP店を潰された経営者の方々から「よくぞ◯ハンと戦ってくれた」と称賛の声が、当社会長の所へ続々と届きました。あんなに破願一笑の会長の顔を見たことがありませんでした。

それから間もなくして会長から「お前を社長にする」と言われました。この時ほど「何事も体当たりでチャレンジすれば、道は必ず開ける!」「思い立ったが吉日!」「考える前にまず行動!」ということを実感したことはありません。