有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

自分の小さなワクの中だけで生きるな


「人生は道場だと捉えて真剣勝負に出れば、道は大きく開けて生涯を充実した実り多いものにすることができる」


仕事は給料をもらう手段にすぎず、自分の本当の人生は他にあるのだというのは誤りだ。人生の時間をどう使おうと、人生に手段はない。全て人生そのものの一部なのだ。だから真剣に、全ての時間を、真実の心で満たして行かなくてはならない。


「凡人とは格の違う生き方」


人生はどこにいても、そのままが道場なのだ。

サントリーの創業者・鳥井信次郎は、波瀾万丈の生涯を送った。苦しい事業経営の中から、毎年大阪大学の学生10人に、留学する励学金を出し続けていた。「返す必要はありません。留学して立派な人物になって下さい。それで十分です」サントリーという小さなワクの中だけで考えない。企業を超えて、人間として人生を生きて行く鳥井信次郎は非凡の人である。

関西の寺院が荒廃して、住職が浄財を寄付して欲しいと、よく訪ねてきた。住職と総代は、鳥井信次郎という名前を誰よりも大きく書いて、その徳を広く人々に示して行くと訴える。しかし、鳥井信次郎は、その訴えを押し止めて名前を出すことを許さない。「ご寄付は十分にさせて頂きたいと思います。しかし、鳥井信次郎という名前を出しては、あきまへん。寿屋(サントリーの前身)という名前も、寄付者の名簿に出しては困ります。名前を出さないということがお許し頂けるならば、お申し出の金額をご寄付させてもらいます」

自分自身は、質素な生活に喜びを感じていた鳥井信次郎は、神社・仏閣への寄付には、名前を一切出さないという条件で、大金をもって応じている。自分の労働時間を8時間だけ売って、あとは自分の自由時間だと考えているような、小さな人間とは格が違っている。

人間は、自分の思想という穴の中に入って暮らしている。思想が蟻の穴のように小さい人は、人間のスケールも小さくなる。大空のように広い思想の人は、大空のような広さを持つ。自分のことだけしか考えられない人は、狭い人生しか歩むことは出来ないのだ。修行の中に証(さとり)が生きている。人生に他人の時間と自分の時間とがあるわけではない。全てが自分の人生の時間なのだ。

道元は、人生全てが道場なのだと考えている。「修行と証(さとり)は一体なのだ。修行の中に証があり、証の中に修行がある。修と証は同じなのだ」


←赤根祥道先生著書「自己修養のすすめ・十大禅師に学ぶ人生の極意」の「第一章  ビジネスに生きる人の人生修行・道元禅の極意に学ぶ」から抜粋


今回は冒頭の「人生は道場だと捉えて真剣勝負に出れば、道は大きく開けて生涯を充実した実りの多いものにすることができる」という箇所に着目しました。

私は7回転職して2回リストラに遇いました。まさに波瀾万丈の生涯だと思います。転職は裏を返せば「こらえ性の無い人間」と言う見方も出来ますが、キャリアアップというプラス面もあります。私も事業部長・営業部長・総務部長・不動産部長等という役職での転職では、様々な貴重な経験をしました。その数社での経験が後々の銀行管理寸前の会社での会社再建と専務→社長への昇進に繋ったと思います。

しかし、子供4人を抱えて家内はたまったものではありません。文句一つ言わずに素直について来てくれた家内には、心から感謝です。家内のお陰で4人の子供達も全員無事に結婚して、今や9人の孫に恵まれています。