有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

人生の第二幕を自分で開く


人生に定年はないのだから元気一杯に毎日を生きて、第一幕、第二幕と自分の人生劇場の舞台を汗びっしょりに演じきることだ。


人生に定年はない。ただ第一幕と第二幕があるだけだ。自分が演じる人生劇場の舞台なのだから、失敗もあれば傑作もある。一生懸命に自分の頭で考え、自分の体で演じて行くことが何よりも幸せなのだ。自分の人生の幕は、自分の判断で引きたいものだ。


「真浄界中、別離なし」

自分の生きざまを、自分の思う通りに貫くことは難しい。夢窓疎石は、77歳の8月16日に、後醍醐天皇の十三回忌法要を天龍寺で行い、天皇の霊を慰めると、臨川寺に戻ってきた。老齢でもあり、病も自覚していたから、再び天龍寺に住するつもりはなかった。

「疑いある者は今のうちに問え。死は近い所にある。受戒したい者は急ぐように」

弟子達は、夢窓が死を自覚しているのを知っていた。今のうちに仏法で疑問のある所は教えてもらっておかなくては、もう尋ねることは出来なくなる。真剣な聞法(もんぽう)が続く。受戒の在家の信者2,500人が夢窓の仏弟子となった。

夢窓は仏弟子達に「真浄界中、別離なし、何(いずくん)ぞ再会、他時を待つことをもちいん」と言って別れを告げ、静かに側近の僧に言った。

「明日は逝くぞ」

弟子達が見守る中で、夢窓はこの世を後にした。いつこの世を離れて行ったのか、周りの人にさえ少しもわからなかった。夢窓は自分で人生の幕を降ろしたのである。


(自分を強く励ます言葉)

自分の人生のプログラムを自分で書いて、自分で演じて行ければ、幸せである。他人のプログラムで「やらされる」のでは悲しい。だから、自分で自分のこの世の舞台の幕は引きたいものだ。


←赤根祥道先生著書「自己修養のすすめ・十大禅師に学ぶ人生の極意」の「第五章  自己究明に徹する・夢窓禅の極意に学ぶ」から抜粋


「一生懸命に自分の頭で考え、自分の体で演じて行くことが何よりも幸せなのだ」という箇所に着目しました。

ここ2年間、コロナウイルス感染流行や石油高・ウクライナ紛争による物価高等と私達の日常生活そのものに関わり予想だにしない出来事が次から次へと起こっています。

様々な情報がテレビやネットで飛び交っていますが、情報に振り回されて一喜一憂せずに自分の頭でよく考えることが大切です。コロナウイルスに対しては、自己免疫力を高めて健康生活を送れば心配は要りません。石油高やウクライナ紛争での物価高も、今までの消費生活を省みて質素倹約に努めれば、何の心配も要りません。

こういう不安定な時代こそ、心静かに読書して先人の智恵を探訪しますと、たくましく生き抜く智恵が授かり、誠に有難い限りです。