いくら目標を立てても達成出来ない人がいます。多くの人は、その原因を意志が弱いせいだとか、目標が高すぎたからだと考えますが、本当の理由は違います。欲望が小さいから夢がかなわないのです。

どんなケースであれ、目標が実現しないのは途中で諦めてしまうからです。なぜ諦めるかと言えば、所詮諦められる程度の目標だったからです。何がなんでも目標を達成するというレベルにまで欲望が高まっていないから、ちょっとした壁に突き当たっただけで嫌になり、簡単に目標を手放してしまう。それが失敗の法則です。

成功している人は、目標設定が上手い訳でもなければ、取り立てて意志が強い訳でもありません。単純に、目標を諦め切れなかっただけなのです。諦め切れずに目標を追い続け、結果的に成功したに過ぎないのです。

だから成功している人を見て「あの人は特別だ」「自分とは人種が違う」等と思って落ち込む必要はありません。誰だって諦めきれない程の目標を持てば同じ様に頑張るようになります。

←松永修岳先生著書「空海の財運術」の「第6章楽しんで稼ぐ成熟時代の生き方」から引用

今回は「成功している人は、目標設定が上手い訳でもなければ、取り立てて意志が強い訳でもありません。単純に目標を諦め切れなかっただけなのです」という箇所に着目しました。

私が7回転職して2回リストラに遇っても人生を諦めなかったのは、4人の子供達がいたからです。子供達が高校や大学を出て無事就職するまでは、学資ローンの支払いに耐えながら、必死で頑張りました。子供達も奨学金を借りたりアルバイトをしながら頑張ってくれました。

子供達には高校時代からコンビニでアルバイトをさせて、自分の携帯代は各自で支払わせていましたので、アルバイトのプロになっていました。長女は大学に入って直ぐにレストランでアルバイトを始めましたが、一緒に入った同級生の女の子は1日で辞めてしまったそうです。やはり高校3年間の就労の経験の差は精神的にも体力的にも大きな差があります。

次女は大阪の外国語大学の入学試験に受かったまでは良かったのですが、私には20万円のアパート入居保証金がどうしても準備出来ませんでした。私は次女に「すまんが入学は諦めてくれ」とTELしたら「お父さん、大丈夫だよ。不動産屋のおばちゃんから20万円借りてアルバイトして返す事にしたから」との事。

お陰様で有難い事に4人の子供達は無事就職・結婚して、子育てに頑張ってくれています😆👍❤️