有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

無欲なままでは、悟りに至る事は出来ない





仏教等のいわゆる「顕教」では、こぞって欲望を否定しますが、そもそも欲望は、無理に抑え付けた所で消えるものではありません。本当に欲望を消し去りたいと願うなら、方法はただ二つ、欲しいものを手に入れるか、不要だと理解するか、そのどちらかしかない。欲しかった車を買う事が出来たなら、もう同じ車が欲しいとは思わなくなるし、自分には必要ない事が理解できれば、それ以上欲しがり続ける事は無くなります。

だから欲望はふたをして隠すのではなく、日の当たる場所へ引っ張り出してやる方がずっといいのです。そうすれば欲望はエネルギーを得て自己実現するか、しぼんで無くなるか、どちらかの道をたどって消えて行きます。

密教で護摩を焚くのも同じ理由からです。商売繁盛や長寿延命等の願いが書かれた護摩木を火中に投じるのは、心願を成就して欲望を無くすためです。一つひとつ欲望をかなえて行く事で、何一つ願う事の無い境地へと人を誘おうとしているのです。

空海密教において、心願の成就は目的ではなく手段です。願いをかなえる事がゴールなのではなく、願いをかなえる事でそれ以上願わなくてもいい状態を作り出し、即身成仏する事を目指しているのです。


←松永修岳先生著書「空海の財運術」の「第6章楽しんで稼ぐ成熟時代の生き方」から引用


今回は前半部の「欲しかった車を買う事が出来たなら、もう同じ車が欲しいとは思わなくなるし、自分には必要ない事が理解できれば、それ以上欲しがり続ける事は無くなります」という箇所に着目しました。

上記の2台の車の写真は不思議な事に、私のスマホのギャラリーに残っていたものです。下のシルバーのスポーツタイプの車は、不動産建設会社の営業マンから専務になるまで乗っていた自家用車です。長野県松本市郊外の木材工場を買収し、工場解体後50区画の新規分譲地が完成した時に記念に撮ったものです。当時は新潟県の本社からこの車で出張して来て、地上げから造成工事の完了・販売まで全部一人でやっていました。完成販売に当たり分譲地近くの大型ショッピングモール内に長野営業所を新規開設しました。

上の濃紺のシーマは社長になってから自腹で購入した車です。確かオーナー会長が黒塗りのプレジデントに乗っていたので、それよりランクを落として購入しました。写真の遠くに見えるのは穂高連峰で高速道路のパーキングエリアで撮ったものです。

当時はこの分譲地を1年で完売後、近くの安曇野市内でも60区画の新規分譲地を1年で完売して「欲望ギラギラ・イケイケどんどん」の楽しい日々を送っていました😆👍❤️