意識的に欲望の中に入って行く事によって、人は自らの潜在能力を開花させ、創造性を燃やす事が出来ます。勿論、それは自分の人生に責任を持つという事でもあります。自らの欲望に気づき、それに基づいて行動し、その行動に責任を持つ。そういう生き方を選択する時、自由な生き方を手にする事が出来ます。そして自由の中でこそ、貴方は存分に自分を表現し、個性を花開かせる事が出来るのです。

そういう意味で、これからは「スピリチュアルな時代」だと言い換えても良いでしょう。経済も「お金を儲ける」という次元の低い考え方から、生を喜び、美しく生きる事によって「自ずとお金を生み出す」経済に変わって行かなければなりません。豊かに生きる事は、この上ないスピリチュアルな生き方なのです。

この世に生きる全ての人々が、皆それぞれ素晴らしい存在である事に気づき、人生で出会う人々に感謝し、貢献して、幸せを分かち合って行く。

真の富を手に入れる事で、私達は心身の健康を手に入れ、温かい人間関係を手に入れます。

本書が、皆様にとって真の富を手に入れるきっかけになれば、この上ない喜びです。

←松永修岳先生著書「空海の財運術」の「あとがき」から引用

今回は前半部の「勿論、それは自分の人生に責任を持つという事でもあります。自らの欲望に気づき、それに基づいて行動し、その行動に責任を持つ。そういう生き方を選択する時、自由な生き方を手にする事が出来ます」という箇所に着目しました。

私は薩摩士族系統の父親から厳しく育てられましたが、私は働くのに必死で4人の子供達は自由に伸び伸びと育ったようです。しかし、中学校に入る時には一人ひとりに「13歳は昔で言えば元服の大人だから、今後の進学・就職等は自分で決めた道を進みなさい」「中学・高校6年間何か一つの部活をやり抜きなさい」「高校ではコンビニでアルバイトして自分の携帯代は自分で稼ぎなさい」「彼氏彼女が家に遊びに来たら必ずお父さんに挨拶するように」と伝達しました。

子供達は自主性豊かに育ち、長女と三女は小学校教員、次女は都市銀行、長男は1部上場企業と皆それぞれ自分で選んで進学・就職して、結婚相手も自分で選んで、今や子育てに大忙しです。

私は7回転職して2回もリストラに遇いましたので、子供達は皆それを反面教師にしたのか、手堅い職場で活躍していますので有難い限りです😉👍🎶