強い人になるにはどうするか
あなたの強さは、あなたの弱さを認めることから育つ。
ジークムント・フロイト(精神分析学者/オーストリア)
強い人がいる。私はどんな人が強いのかに興味を持ち、話をよく聞くことがある。
今のところ分かったことは、ここでフロイトが言っている事と結び付いているようだ。
つまり、誰一人として自分一人で本当に強くなった人はいないという事だ。
本当に強い人とは、例えば母親の絶対の信頼を勝ち得ている人だ。
こういう人は母親さえ信じてくれれば恐いものが無くなる。
福沢諭吉や勝海舟がその例だ。
坂本龍馬はお姉さんがその存在だと言われている。
悪妻(恐妻?)を持つと見られているプロ野球の野村克也元監督や落合博満元監督が強いのも、その恐い悪妻への強い信頼から生まれているのかも知れない。
結局、人間は元来弱いという事だ。
その弱さをよく知り、強くあるために、自分のことをどこまでも信じてくれる存在を作り上げて行くことで強くなって行けるのだ。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。
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