足元に幸福を見つけ、足元から幸福を築いて行く
愚か者ははるか遠い所に幸福を求め、賢い者は足元で幸福を育てる。
ジェームズ・オッペンハイム(詩人/アメリカ)
幸福とは、生きていて良かった、生まれた甲斐があると感じる事である。
つまり自分の生き方に満足する事であるが、それは当然自分の今の足元にあるはずである。
もし、幸福がどこか遠い所にあるとすれば、人生を生きていてもめったに出会えないという事になろう。
これは、夢という事になろうか。
だが夢も、もっと近い所にあるように思う。
夢とは自分のやりたい事、やるべき事を追って行くものだから、取り敢えずは足元の延長線上にあるはずだからだ。
まずは身近な夢を実現して行くと、最初はどこか遠い所にあると思い込んでいた夢が、目の前に来たという事もあるだろう。夢や計画は成長して行くものだからだ。
だからオッペンハイムの言うように、幸福をまず足元に見出だし、育てて行くという生き方が賢者のやり方だと思うのである。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。