変わることを楽しむ
この世で変わらないのは「変わり続ける」ということだけだ。
ジョナサン・スウィフト(作家/アイルランド)
スウィフトの名は知らなくても、彼の著書「ガリバー旅行記」を知らない人はいないだろう。
17世紀後半から18世紀前半に活躍した作家というから古い。
けれども、すでに重要な事を見抜いていた。
ここでの言葉がそれである。
人間や人間社会は「変わり続けること」でこの地球上を生き抜いてきた生き物である。
と同時に、一人ひとりの人間においても、この変われるかどうかが一つの決め手となって行く。
日本では「不易流行」という、芭蕉が言っていたという言葉もよく使われている。
不易(変化しない本質的なもの)と、流行(新しく変化して行くもの)を取り入れて行くことが大事だということだ。
変わることを拒否し出すと、そしてそれがはなはだしいと、年老いてしまっていると思った方がいい。
変えるべきではない本質の所はあるにしても、変わる多くのことを楽しむ一生であれば、いつまでも若い精神と活力を保っていられよう。
←遠越段 著書 「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。
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