柔らかい頭と柔らかい性格がいい
知性を高める唯一の方法は、何事も決めつけないこと。
即ち、あらゆる考えに対して心を広くすることである。
ジョン・キーツ(詩人/イギリス)
この言葉は知性を高める理想の方法である。
知性のみならず、人としての器や力量も、この柔軟性に優るものはない。
もう一方で仮説思考をする事は便利だが、あくまでも便宜のために用いるもので、間違っていると我々は直ぐに切り替えなければならない。
この切り替えが上手く出来ないのも人間の悪いクセであるから、心して仮説思考を活用すべきだ。
仮説思考と言っても、ある程度の合理性、予測性はあるものの、やはり柔軟性にはかなわない事もよく知っておきたい。
人類全体が、こうして柔軟性を取り入れたあらゆる考えに広く関心を持てれば、大抵の事は解決するが、どうにもこだわる性質が人間にある。
これへの解決策も、気付いた人は気長に柔軟性を持って対処すべきかも知れない。
少なくとも、自分の人生では柔らかい知性を養って行きたいものだ。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。