変化できるものが生き残る
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるわけでもない。
唯一生き残るのは、変化に対応できる者である。
チャールズ・ダーウィン(自然科学者/イギリス)
ダーウィンは、生物の進化を研究していて生き残る条件というものを理解した。
それは強い者や賢い者ではなく、変化に対応出来て行く者かどうかという事だ。
歴史学者アーノルド・トインビーは、人類の歴史を研究してわかった事として、民族や国家は、自分達への挑戦(課題)に対して、上手く対応、応戦した者のみが存続してきたとした。
ダーウィンやトインビーの考え方は、広く適用するものだと考えられている。
それは、国はもちろん組織、個人についても全く当てはまる事だ。
かつての大ベストセラー「チーズはどこへ消えた」(扶桑社)もこの事を訴えていたし、近事、世界経済のグローバル化、資本の効率化によって、その国や地域が生き残るための視点として「経済レジリエンス」というものも有力となってきた。
変化に対応出来る者こそ、生き残れるという事だ。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。
☆ちょっとひと言
最近は、地球温暖化による激しい気候変動や新型コロナウイルス感染症の大流行と、私達の日常生活を脅かす出来事が次から次へと起こっています。
私達の日常生活を脅かす激しい変化に柔軟に対応して、安定した生活を送るにはどうしたら良いのでしょうか。
私はクーラーによる温度差が身体に与える悪影響に気付いてからは、5年前からクーラーを一切使わない生活をしています。但し、猛暑は扇風機で厳冬は電熱器を使って乗り切っています。また、娘達から父の日に送られて来た夏の「クールテック」や冬の「ウォームテック」の下着にも助けられています。
東京の大学1年生の時に肺結核になり全治2年の診断を受け故郷鹿児島の結核専門病院に入院しました。入院当初の読書で一休禅師の「病気の時は病人になるがよろし」との言葉に目覚めて「病気になったらジタバタせずにとにかく病気を治す事に最大限の努力をする事」に努めた結果、お陰様で4ヶ月で早期退院する事が出来ました。それ以来、約50年以上病気をしたりお医者さんのお世話になった事はありません。
現在は、気の向くままに日陰の多い森林公園をウォーキングしたり、好きな音楽を聴きながらのマイペース座禅をしたりして、自己免疫力の向上に努め毎日を楽しく過ごしています。
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