まだ恋人同士ではない男性と女性が2人で飲みに行った時、彼女がテーブル席とカウンター席のどちらを選ぶかで男性のことを本当はどう思っているのか、ある程度わかってしまうことがある。

テーブルを挟んで座ろうとする女性は男性と一定の距離を置きたいか、またはあまり関心がないと思われるが、もしカウンター席を進んで希望するならかなり相手に気がある可能性が高い。

これは「好意を持っている人の近くにいたい」という無意識の判断がそうさせているためで、カウンターの隣同士というのは簡単に相手に触れることができる恋人同士の距離だからだ。

たまたま店で知り合った人と親しくなるという場合も、同じテーブルで向かい合っていた人よりと自分の隣にいた人との方がその確率は高いと言える。

もし口説きたい女性がいたら、カウンター席を陣取って心理的な距離を縮めてしまうといいだろう。←「他人の心理大事典」から引用

その昔、娘の同級生の父親で堅気の大物からはその世界のことを色々と教えてもらいました。その一つに「情報収集大作戦」があります。その父親の仕事？仲間に地元の組長さんがいました。その組長は本妻や複数のお妾さんにそれぞれスナックやバーのママさんとして「情報収集最前線基地」を任せていました。お金持ちの情報を集めるわけです。ママさんはこれは上客だと思うとカウンターの向こうからカウンター席に座るお金持ちの上客さんの隣に来て密着し、膝に手を置いたりして急激に仲良くなります。そしてその美人ママに魅了されたお金持ちをかけマージャン仲間に引き入れます。最初は大勝ちさせますが途中から他の3人とつるんで回収にかかります。お金持ちの自己資金が底を突くと今度は組長配下のヤミ金業者から借金をさせます。そうして上客がハッと気付いた時には、その所有するアパートをまるごと1棟取り上げられてしまうのです。