それぞれに役割があり、それぞれに価値がある
小さい石がなければ、大きな石はうまく積み上げられないものである。
プラトン(哲学者/古代ギリシャ)
何が大きな存在だったか、そして小さな存在だったかはわからない。それは後になってわかり、後の世の人が決めるのかもしれない。
また、大きな存在というが、ここでプラトンがうまく表現しているように、大きな石だけでは城壁も出来ない。大きな石と小さな石の組み合わせがあって出来るのだ。
同じく人の世も、それぞれ多くの役割があって成り立つのである。
そのそれぞれの役割を自分に見出だし、果たして行こうではないかという事である。
自分に欲しい才能がない等と言うべきではない。自分にどんな才能があるかなんて生きている間にわかる人など殆どいないのだ。
才能や力があるなしなど言う人は、逃げ道を作っているとも言える。
とにかく自分に出来る事、やりたい事を始めて行きたい。
結果、大きい小さいは、後の人達が決めてくれる。
←遠越 段 著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。
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