人生を愛することは、時間を愛することだ。

人生は時間で出来ているのだから。

ベンジャミン・フランクリン（政治家/アメリカ）

「時は金なり」とは、ベンジジャミン・フランクリンの名言である。

これは何もお金儲けに精を出せという事ではない。

フランクリンはお金儲けの神様のように言われるが、真意は、自分の人生を有意義に生きて行こうという所にある。

そのためには、どうしても時間が大切になるという事だ。

どうでも良いと思ったら、教会の礼拝にだって出て行かない。それよりも大切な読書の方を優先する。

それでも勤勉なプロテスタントとして名が通っているのだから、心配する事はない。

私達も、必要ないと判断したら、付き合って時間をムダにするような事はやめたらいい。

日本人の美点の一つに、義理を大事にするというのがあるが、ほどほどでいい。

何より大切な自分の人生、自分の時間なのだ。

←遠越  段  著書「心に火をつける言葉」の「Ⅳ知恵」からご紹介させて頂きました。