忙しくしていることだ。

忙しい人間は、不幸でいる暇がない。

ロバート・ルイス・スティーヴンソン（作家/イギリス）

やるべき事を知った人は、不幸であるはずがない。

とにかくやるべき事が多すぎて、不幸を感じる暇もないだろう。

特に、世のため人のために大きな志を立て、自分はその中で何をすべきかを知ればいいのだ。

スティーヴンソンが吉田松陰にシンパシーを感じたのは、そういう所にあったのだろう。

松陰は言う。

「人は生きている限り、どんな状況におかれようとも、毎日勉強と仕事に励まなくてはならない。牢獄にいても、ちっとも不幸でない」

事実、牢から天下国家に馳せる人達を育てて行ったのだ。

イギリスも日本も、こんなに素晴らしい偉人を持つ事が出来た。

今も世界の中で両国が輝いているのも、こうした人達のお陰であろう。

←遠越  段  著書「心に火をつける言葉」の「Ⅰ行動」からご紹介させて頂きました。