富貴の人に近づこうとしないのは潔癖ではある。

だが、近づきながらも、その節操をまげないことこそ、本当に潔癖であることだ。

手練手管など知らないというのは高潔である。

だが、それを知っていながら、しかも用いようとしないことこそ、本当に高潔であることなのだ。

←「菜根譚」洪自誠  著  神子侃・吉田豊  訳からご紹介させて頂きました。

☆10年前に信越地方から東京へ出稼ぎに来て、都心部の不動産会社に勤め始めた頃に、知り合いの不動産会社社長さん達から上場会社のオーナー会長さん2名を紹介された事があります。

相手が誰であろうとアポなしで訪問するのが私の営業方法で昔から変わりません。それでも今まで所属した不動産各社の契約額最高記録を樹立して来ましたので、このスタイルを貫いています。現在所属する不動産会社も10年前に入社した初年度にいきなり最高金額で契約出来ましたので、その後は顧問としてマイペースでやらせて頂いています。

さて、その上場会社のオーナー会長のお一人は私と同じゴルフ好きで、アポなしで伺ってもいつも歓迎されます。特に女子プロゴルフの話は大いに盛り上がってゴルフ談義に花が咲き、時には秘書の方から「会長そろそろお時間です」とタイムアウトを宣告されます。

ある時、その会長さんから「買ったばっかりだけど私には合わないから良かったもらって下さい」とご丁寧にもゴルフクラブをプレゼントされました。宅配便で送られて来たフルセットをネットで調べてみたら、何と50万円はするメーカー品で今でも大切に使わせて頂いております😉👍🎶