なぜ彼女のがんは消えたのでしょうか。

ハッキリした事は言えませんが、私はこれは自然治癒力の賜物だと思っています。と言うのも、漢方も丸山ワクチンもゲルマニウムも、自然治癒力を後押しするためのもので、特効薬と言える程の作用を及ぼすとは思えないからです。

恐らく、がんを治そうとする自己免疫力が、四年間、がんといつも向き合って押し合いへし合い小競り合いをしてきて、それが何らかの理由で急に自然治癒力の方が勝って、がんを一気に押し込んだという事だと思います。

この場合、一番大事だったのは、この人の〝気持ち〝の問題でしょう。漢方が効いたのか、ワクチン、ゲルマニウムが良かったのか、三つの組み合わせが良かったのか、それは分かりません。また、他の人にこの三つをやっても、必ず良くなるとは限りません。

私はこの人が〝毎日充実して生きていられるんだから、それでいいんじゃないか〝という病気に対する大らかな考え方が自然治癒力を高めたのではないか、と思えるのです。

←帯津良一  著「帯津博士が提唱する〝心・食・気〝の三原則  自然治癒力」からご紹介させて頂きました。

☆昨年の夏にコロナ感染予防のために皆様にご紹介致しました安保徹  著「免疫革命」には次の様な興味深い一文があります。

「免疫力が上がればガンは退縮する」

免疫系は、身体を守り、異常を監視し、治す力を司っているシステムです。だから免疫系の力をきちんと発揮してやればガンと戦えるのです。

まずその事をきちんと心に留めておいて頂きたいと思います。

すると、免疫系の力を十分に発揮してやるにはどうしたら良いか、さらに自分の発ガンの原因を取り除く生活をすると言った、根本的な問題に立ち戻る事が出来るはずです。

無理していた生活パターンを見直し、働き過ぎた人は働き過ぎを止め、悩みを抱えていた人は悩みから脱却する方向を見つけて行きます。

これが、ガンの真の治療の基本になって行きます。