薬の飲み過ぎが自然治癒力を低めている2
抗生物質は確かに近代医学に大きな功績を残してきました。ペストや結核は、抗生物質が無ければ一体どの位猛威をふるい、死亡者を増やしたか分かりません。
しかし一方では、むやみやたらに抗生物質を取り入れる事によって、自然治癒力の低下をみている事もまた事実なのです。自然治癒力によって病気を自ら治そうとする時に、抗生物質が入ってくれば、そこで自然治癒力の方は仕事を止めてしまいます。強力な助っ人が来たのだから、自分は表に出ないで休んでいようという訳です。
それを知ってか知らずか、患者さんはよく薬をもらいたがり、また医者の方も大量に薬をプレゼントして、自分の仕事はそれでお仕舞いと考えているフシがしばしば見られます。
抗がん剤の使い方にも問題があります。私は抗がん剤を否定するものではありませんが、使うなら目的意識を持って使ってもらいたいと思っています。他の方法でがん治療を行ってきていて、あまり好転しないので一度抗がん剤を使ってみようかというのならば話は分かります しかし、これまで何種類もの抗がん剤を使っていて、他に何もする事がないから別の種類の抗がん剤を使おうという姿勢はやはりよくないと思います。そうする事によって残された自然治癒力を徹底的に叩いてしまうからです。
ところが、他にやる事がないから、何もしないよりはいいだろうという気持ちで、仕方なく抗がん剤を使うという事も、まだ少なくないようです。
←帯津良一 著「帯津博士が提唱する〝心・食・気〝の三原則 自然治癒力」からご紹介させて頂きました。
☆ちょっと一言
こういう記事がありました。
ある病院の待合室、診察後の薬待ちの高齢女性で常連お二人さんの会話。
Aさん「そう言えば、いつも来ていたCさんは最近あまり姿を見かけないわね」
Bさん「あら、そうだわね。病気にでもなったのかしら」
持ちきれない程の大量の薬をお土産に待たせる日本の健康保険と薬価制度に再考の必要があると思います👀‼️
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