精神的な抑圧が自然治癒力を奪う!
アメリカの心理学者であるローレンス・ルシャンが、かつて〝がんになりやすい性格〝というものを発表した事があります。それによると「辛抱強い、反抗心を押し殺す、自分に対する自分の評価が低い」と言ったものが〝がん性格〝なのだそうです。しかし、改めて読んでみると、これらは皆、社会生活を営む上で、多かれ少なかれ要求されている事の様な気がします。つまりそのままストレスの原因ばかりです。このまま素直に読むと、ストレスを感じている現代人は全て、がんになる可能性があるという事になりそうです。
所が実際には、勿論その様な事はありません。その違いはどこから生まれるのでしょうか。
私達はストレスを感じながらも、何となくそれに対する術を心得ています。例えば、ある人にとってはスポーツで汗を流す事であり、またある人には友人と酒を飲んで騒ぐ事であったりします。趣味に快感を覚える人もいるでしょう。こうした事は全て、自分がやりたいから、自分が楽しいから行っている訳でしょうが、それはそのまま、日頃の抑圧から解放される場を作っている訳です。いわば〝ガス抜き〝をしていると言えるでしょう。
ただ問題なのは、そうしたガス抜きをせず、ひたすら抑圧を自分の心の中に溜め込んでしまう人です。実際、常に抑圧状態にあり、うつうつとしている人は、その他の人よりがんになる確率が二倍高いという実験結果も発表されています。特に、若くてがんに侵される人の多くは、心理的なストレスが原因となっていると言われています。
こうした人は、いわば社会の中では〝優等生〝 〝模範生〝として評価されている訳ですが、それは外面だけであって、実は心の中に相当量のストレスを溜めているのではないでしょうか。心がその様な状態では、心と密接な繋がりのある自然治癒力まで弱められてしまう事になるのです。
どの様な生活をしても、必ずストレスはついて来るものです。要は、それをいかに発散する場を持つかという事でしょう。
←帯津良一 著「帯津博士が提唱する〝心・食・気〝の三原則 自然治癒力」からご紹介させて頂きました。
☆私の場合は不動産営業の仕事に長年従事して来ましたので、営業ノルマとの戦いでした。しかし、お客様に恵まれていましたので、ノルマ達成で困ったという記憶は余りありません。それどころか営業ノルマを突破して、その会社創設以来の新記録を作る事に快感を感じていました。
10年前に東京に出て来てからも、相手が上場会社の会長や社長さんであっても、いつもアポ無しで出掛けてはお客様と歓談して来ました。
この無手勝流は、小学校時代の転校バトルで培われたものです。父が国家公務員であったために小学校は5校も変わり、行く先々の学校でのイジメっ子大将とのバトルに勝ち抜いて来ました。小学5年の時は、バトル・ロワイアルが多過ぎました。相手のイジメっ子が先生に有らぬ事を泣きついて、母親が学校に呼び出されたり、通知表に「人をむやみに叩きません」と書かれた事もありました。
中学校に入ってからも不良連中からは狙われてやむなくバトルに応じましたが、2年になって陸上競技部のキャプテンになってからは、多少紳士的になりました。それでも校則の白い靴下が嫌で紫色の靴下を好んで履いていましたし、当時の集合写真を見ると一人だけ学生服の襟ホックをはずしてストレスフリーだった様です💃
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