ここまでお話ししてきた様に、確かに極度のストレスは自然治癒力を低くしてしまいますが、しかしストレスを全く感じない生活をすれば良いのかというと、決してそんな事はありません。

例えば、定年退職になったとたん、がんにかかる人がいます。それも退職金を沢山もらって、これから二、三年遊んで過ごすかと考えている人ほど、その傾向が強い様です。逆に退職して直ぐに別の仕事を探し回る人にはこう言った傾向は見られません。一般的に考えれば、やっと宮仕えのストレスから解放され、悠々自適の生活を送れると言った所で、なぜこの様な事が起こるのでしょうか。

これは、仕事をしている時には受けていた緊張感が無くなってしまう事が原因なのです。つまり、適度なストレスを感じる事は、良い意味でも緊張感をもたらし、人生にハリを与えてくれるものなのです。

ストレスという言葉を初めて医学の領域に導入した、カナダの内分泌学者、ハンス・セリエ教授が、次の様に言っています。

「ストレスは人生のスパイスであり、身体の如何なる反応も必要としないようにストレスを無くしてしまう事は、死を望むのと同じである」

←帯津良一  著「帯津博士が提唱する〝心・食・気〝の三原則  自然治癒力」からご紹介させて頂きました。

☆私は、今から10年前の61歳の時に15年勤めた信越地方の建設不動産会社を退職して東京へ出てきました。2期4年社長を務めて大赤字の会社を黒字転換出来て一区切り付いた事もありました。しかし一番大きな理由は、年金をもらえる様になったら出身大学や大きな図書館、古本屋街のある東京で「古神道由来の数霊術姓名判断」の研究を深めたかったからです。

但し、健康や脳トレのために都心部の不動産会社で働く事にしました。仮採用3ヵ月で契約1本という本採用条件をクリアした上に、契約額がその会社始まって以来の高額でしたので、現在では顧問としてマイペースで楽しくやっています😃🎶