よく芸術家や研究者は長生きすると言われていますが、これはいい作品を作ったり、いい研究をする事によって喜びを感じているからです。喜びを感じると身体全体が昆揚して来る事でも分かる様に、自然治癒力が高まります。

この様に高める事を作品や研究を発表する度に行えば、それは健康で長生きして当然だと思います。

うさぎの耳にコールタールを塗ってがんを作った東京帝大の山極勝三郎先生は、肺結核のために微熱があり、そこで大学の講義を休講したり、研究も助手に任せてポイントだけを押さえていたようです。うさぎの耳にコールタールを塗っても中々がんが出来ない日々が続いたある日、ついにがんが発生して助手は喜んだ訳ですが、知らせを受けた山極先生はもっと喜んで、自宅から研究室まで急ぎ、顕微鏡を覗いて間違いなくがんだと知るや、研究室の中を2、3歩歩いてしまったといいます。

そして一句作りました。

「癌出来つ  意気昂然と  二歩三歩」

この句がどの位優れたものであるか私には分かりませんが、この時の山極先生の全身を突き抜ける様な大きな喜びが、この上なく表現されているのではないでしょうか。

おそらくこの時の山極先生は、微熱も肺結核もない、誠に健康な身体になっていたのではないかと私は推察します。喜びによって自然治癒力が一気に沸き出して、肺結核を飛ばしてしまったのではないかと思うのです。

←帯津良一著「帯津博士が提唱する〝心・食・気〝の三原則  自然治癒力」からご紹介させて頂きました。

☆私が「全身を突き抜ける様な大きな喜び」を味わったのは、三女が小学校6年の時に日本ジュニアオリンピック水泳大会で優勝して日本一になった時です。東京辰巳の国際水泳場まで信越地方から家族全員で応援に行きましたが、予想もしていなかったので、皆で飛び上がって喜び合いました。地元に帰ってからも大変で、テレビ局がスイミングスクールでの練習風景や三女へのインタビューを放送してくれて、二重の喜びを味わいました。家内が冬の雪の深い中でも一日も休まずスイミングスクールへの車での送り迎えを担当してくれましたので、心から感謝です。

さらに次女は短大からチアダンスを始めましたが、卒業後も社会人チームで活動し日本チアリーディング選手権社会人部門で優勝して日本一になりました。この時も「全身を突き抜ける様な大きな喜び」を味わいました。家族全員で東京の国立代々木体育館まで応援に行き、優勝した時は皆で喜びを分かち合いました。後日、NHKで全国放送されましたし、某お菓子メーカーのHPではコーナーを特設してくれましたので、その後数年間は次女の活躍を楽しめました。

その他の二人の子供達も県大会で優勝したり中越大会に出場して活躍してくれましたので、4人の子供達には本当に心から感謝です😉👍🎶