善人と悪人と!
善人は毎日の生活ぶりが穏やかなことは言うまでもないが、夢の中でさえ、安らかな気持ちに満たされている。
悪人はすることなすこと残虐非道なのは言うまでもないが、その言葉つきや笑い声さえも、凄味に溢れて恐ろしいものだ。
←洪 自誠 著「菜根譚」からご紹介させて頂きました。
☆最近は反社(暴力団)も高齢化の押し寄せる波には敵わず、その勢力維持に苦労しています。
反社の世界で生き抜き出世するためには、若い衆の時から業界のしきたりを覚えて身に付けて行かなくてはなりません。
例えば「掛け合い」と言って、若い衆が飲み屋街の筋毎にある縄張り争い等で他の組の連中と大声で「こらあ、なめとんのか!」等と怒鳴り合って威嚇します。このために大声と酒で喉を潰してあの独特のしゃがれ声を作って行きます。一般人はあの凄みのある恐ろしい声にびびって、連中の言いなりになるわけです。
しかし、あの威嚇する独特のしゃがれ声も演技の一部で商売道具だと思えば、例え脅されても「うわっ、凄い、凄い、演技賞ものだわ!」と思えば、少しも恐くなくなりますから、誠に不思議です。
ちなみに、わざと小指の無い手を見せびらかせる様な連中は「組関係の金や女に手を出したら指を詰める」という掟やぶりの小物です。私が大阪の全国組織の元幹部で堅気となった人と同席して、関東方面の組長クラス2人と飲んだ時は、全員指は1本も欠けてはいませんでした👀‼️
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