運命に勝つもの!
運命のいたずらは、これを予測することも出来ない。
縛り付けるかと思えば自由にし、自由にしたかと思えば押さえ付ける。
その前にあっては、英雄も振り回され、豪傑もつまずいてしまう。
だが、道を体得した者だけは、運命に従順に従いながら、平穏な時にも有事の際に備えている。
これには運命の神も手の下しようがない。
←洪 自誠 著「菜根譚」からご紹介させて頂きました。
☆「道を体得した者だけは、運命に従いながら、平穏な時にも有事の際に備えている」という箇所に着目しました。
私の場合は、道を体得したわけではありませんが、大学生の時に肺結核を患い休学入院した時に一休宗純禅師の本に出合い、ドン底に突き落とされていた状況を「ありのままに素直に受け入れる」ことにより精神的に立ち直ることが出来、全治2年のところを4ヵ月で退院出来ました。
また大学卒業直前の厳寒期に鎌倉の臨済宗円覚寺派総本山において行われた「学生座禅会」に参加したことにより、火の気のない禅堂での座禅修行の厳しさを味わい「目の前に現れた事をありをありとしてそのまま味わい、暑さ寒さの不足を思わない」ことを学んだお陰で、その後50年近く無病息災で過ごしています😉👍🎶
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