生のはかなさ!
自分がこの世に生まれて来る前には、果たしてどの様な姿をしていたであろうか。
自分がこの世を去ってしまった後には、果たしてどの様な姿になるであろうか。
ひとたび、この問題を考えてみれば、一切の執着は消え去って、ただ本心のみが澄み渡る。
こうして心は現実の世界を超越し、絶対の自由を得るのだ。
←洪 自誠 著「菜根譚」からご紹介させて頂きました。
☆「こうして心は現実の世界を超越し、絶対の自由を得るのだ」という箇所に着目致しました。
私は「例えこの身が滅んでも、その魂=霊魂は永遠に不滅で宇宙空間に存在し、子供や孫を救うためにいつでも駆け付けることが出来る」という信念を得てからは、心に大きな自由を得ることが出来ました。それ以来、死ぬこと=肉体の物理的な死が少しも怖く無くなりました。
このことは、はからずも 洪自誠先生も「菜根譚」の中で次の様に著述されています。
「亡び行くもの、亡びざるもの」
髪は薄くなり、歯は抜けて行くが、亡びて行くのは仮の身だ。
鳥がうたい、花が咲くのを見れば、そこに私の生命が永遠に生きている☺️
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