有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

身はこれ我ならず!



世の人は自我というものにとらわれ過ぎるから、物事の好き嫌いが甚だしく、様々な悩みが尽きないのだ。


「自分というものの存在を忘れてしまえば、一切のものの差別も気にならない」


また「我は我であって我でない。ただ、かりそめの姿と悟ってしまえば、なんの悩みがあろうか」と昔の人も言っている。


まことにその通りではないか。


←洪  自誠  著「菜根譚」からご紹介させて頂きました。



☆「我は我であって我でない。ただ、かりそめの姿と悟ってしまえば、なんの悩みがあろうか」という箇所に着目致しました。


「我(われ)は我であって我でない」という言葉は禅でもよく聞かれる言葉ですが、修行者の目指す境地の一つです。

「有無を絶した無」という言葉もあります。冬の寒さの厳しい時期に火の気のない禅堂で数息感で呼吸しながら座禅に没頭していますと、この鼻水がたらたら流れ出る厳しい寒さもやがて感じなくなり不思議な感覚になります。


「悩みがある」→「物事の好き嫌いが激しい」→「自我というものにとらわれ過ぎている」と逆算して考えてみれば、自分の悩みの正体も少しは客観的に把握出来るようになり、解決の方向へ一歩踏み出すことが出来ます。


一休禅師に言わせると「何を小さなことでウジウジ悩んどるんだ。広い天空に飛び出し地上の小さな円の中で悩んでいる自分自身をよく見てみよ。何とちっぽけな己れであることよ!」ということになります☺️