林にひびく松風や、岩の間を流れる清水の音に、心静かに耳を傾ければ、これこそ自然のかなでる最高の音楽と聞こえる。

草原のはてを流れる霞や、水に映る雲の影を、心のどかに眺めれば、これこそ自然が生んだ最高の文章と思われる。

←洪  自誠  著「菜根譚」からご紹介させて頂きました。

☆「草原のはてを流れる霞や、水に映る雲の影を、心のどかに眺めれば、これこそ自然が生んだ最高の文章と思われる」という箇所に着目致しました。

今日は、ここ東京も「黄砂」の飛来で快晴の空も霞んでいます。朝から報道番組もゴビ砂漠→中国→日本と薄茶色に染まった衛星写真を流しています。「黄砂で一句」と思い「ゴビ砂漠」を検索しましたら、興味深い記事を見つけました。

2015年に地球温暖化防止に向けた歴史的合意である「パリ協定」が締結されました。すると2017年には早くもソフトバンクグループ傘下で大規模風力発電事業を行う「SBエナジー」が、モンゴル政府のコングロマリット企業と組んで、ゴビ砂漠にて約2億kwh/時の発電能力を持つ巨大風力発電所を完成させています。

この事業には国際協力機構と欧州復興開発銀行の資金援助がありましたが、SBエナジーがモンゴル政府から得た見返りが凄いですね。約40万ha（東京都の2倍）の風力発電用の土地使用権を与えられたのです。

この特権を基にSBエナジーは日本→ロシア（カムチャッカ半島）→中国→モンゴル（ゴビ砂漠）→インド→東南アジア諸国→中国→韓国→日本という国際送電網の「アジア・スーパー・グリッド」つまり「ゴールデン・リング」の構築に取り組んでいるわけです。

「ゴビ砂漠  国際資本の  コウサ点」😆👍❤️