人生を充実した意義あるものにする!
成功するか否かは、その人の「能力」よりも「情熱」による。為すべき仕事に身も心も捧げる人間が勝利者となるのだ。
チャールズ・バクストン(作家/イギリス)
成功するという意味にはいくつかのものがある。ここでは自分の考える目標を達成することという意味だと解したい。
一般的には地位やお金を手にすることと定義してよいが、もっと意味ある成功、よい目標の実現をすることと解することで、ここでのバクストンの言葉の意味がより深いものとなってくると思う。
人生で何がやりがいがあるかというと、自分の目指すべきもの、自分が正しいと思うことを実現し世の中に貢献することだろう。つまり我が人生を充実した意義あるものにしたいということだ。
そうなると求められるのは、そのことを実現していくことへの情熱、即ちなすべき仕事に見も心も捧げられる程の生き方ということだ。こうなれば人生は実に愉快で楽しくやりがいのあるものになる。
成功の実現への過程そのものが素晴らしいものになるに違いない。これが真の勝利者の道というものだ。←遠越段著書「心に火をつける言葉」から引用
先日、以前お世話になった会社のHPを見ていましたら、10数年前にその会社に紹介した人が管理職になってにこやかな写真付きで掲載されていましたのでびっくりしました。
その会社とは私が1回目に30数人と共にリストラされた建設会社です。その会社をリストラされて会社を去る時に、専務さん1人が本社の2階事務所からわざわざ1階の駐車場まで降りて来てくれて、私だけのために大きな声で「元気で頑張れよ!」と手を振って見送って下さった光景は今だに忘れられません。
2回目にリストラされた別の建設不動産会社にはリストラ1年後に呼び戻されて社長にまでなりました。しかし今度は銀行管理寸前の危機打開のために、銀行からの要請で赤字部門の建築部を廃止しなければなりませんでした。その時の建築課長は500数軒のOB客名簿と共に1回目に私がリストラされた会社に紹介して引き取ってもらいました。その時に紹介したのが上記のHPの彼です。
1回目にリストラされた会社にOB客名簿の引き継ぎに行き、帰る時にはその会社の社長・専務・役員一同が1階の駐車場まで降りてきて、シーマに乗った私を勢揃いして最敬礼で見送ってくれた光景も忘れられません。
やはりドン底に陥っても諦めずに情熱を持って一心不乱に這い上がって行くと「道は必ず開ける」ものです。
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