新たな一歩のために!
「私は決して失望等しない。どんな失敗であろうと、新たな一歩となるからだ」
トーマス・エジソン(発明家/アメリカ)
トーマス・エジソンは失望等しなかったという。同じ様に日本では福沢諭吉や高杉晋作、そして松下幸之助等も同じ様に述べている。しかし彼らの人生を見る時、やはり失望したことは数多くあったのではないかとも思われる。
ただ切り替えが上手かった。失望してもすぐにそれを切り替えた。その失望をチャンスにしたのだ。つまり失敗や失望をチャンスにするエネルギーの強い人達であったと言えよう。
そういう意味で失敗も失望も恐いものではなくなっていった。年を重ねるにつけ、そう信じられる自分となっていったのだ。
私達も失望や失敗を乗り越え、チャンスに変える心を持つようにして行けば、さらなるステージへと飛躍できるのではないか。エジソンの言葉にはそうしたメッセージがあるようだ。←遠越段著書「心に火をつける言葉」から引用
私は東京の大学に1浪して入学したのに、無理なアルバイト生活がたたり1年生の学年末試験終了後に肺結核に罹りました。希望の青天から一気に真っ暗闇のドン底へ突き落とされたわけです。全治2年と言われましたが、故郷の結核専門病院からは奇跡的に4ヵ月で完治して退院できました。故郷で静養した後、再び2年生の春から復学できました。
夏休みを前に何か机上で出来るアルバイトはないかと探しました。丸の内の外資系専門の法律事務所が登録済み商標の法務局調査の短期アルバイトを募集していましたので、大学紹介で面接を受けに行きました。アメリカ人のボス弁護士の直接面接を前に日本人弁護士から面接心得をレクチャーされました。「いいかい、何を聞かれても英語で即答するのだよ。君で面接はもう5人目だから上手くやってくれ」
Do you have any hobby?とアメリカ人のボス弁護士。
l like running.と私が即答すると
Any one?とさらにボス弁護士。
I like sleeping.と私が返答に困って苦し紛れに答えると
Wa ha ha ha! Oh my got! Don't sleep this office. You are nice guy. OK! Welcome this office!とボス弁護士が大笑いして合格となりました。
私と同じ大学の出身で大先輩の日本人弁護士の破顔一笑のクシャクシャ顔は、今でも忘れられません。
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