有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

怖れているものに立ち向かうと怖れ等無くなる!


「恐れていることをやってみろ。そうすれば恐怖心は跡形もなく消え去る」

ラルフ・ワルド・エマーソン(思想家/アメリカ)

一番怖いのは「怖いぞ、怖いぞ」という精神状態の時だ。肝試しという日本伝統の子供の胆力養成儀式で教わったことが「一歩怖いものに向かって踏み出し、怖いものよ出てこい!と腹をくくって歩き出すと、結構怖くない」ということだ。

心の底から怖いと思った次の瞬間から「何だ、こんなものか」と却って楽しくなる。人生で怖いと思うものも飛び込んでしまうと同じように怖いものではなくなる。

人間弱いようで、いざとなると強くなってしまう。例えば病気でも、不治の病やガンになることは怖い。しかしなってみると、治癒して治る自分が楽しみになる(そう思うしかない!)。

こうしてエマーソンが教えてくれるように、恐怖心は、自らの生き方一つで無くなって行くものだ。←遠越段著書「心に火をつける言葉」から引用(ご紹介は終了します)。


娘が中学生の時に、同級生の父親がその筋の堅気で飲み友達になったことがありました。彼は全国組織トップの跡目争いをした方の娘さんと結婚していたので、その地方でも一目を置かれる程の大物でした。彼からはその業界のことを色々と教えてもらいました。

私が2回目のリストラで事業部長として入社した商事会社は、海辺の国道沿いにあるガソリンスタンドも経営していました。真夏の暑い日の午後にその店長から「部長大変です!ヤクザ風の男がガソリンを満タンにしたけど金が無いと言っています」と緊急電話が入りました。

私が駆け付けると、見るからに俺はヤクザだという風体の若い男が派手な外車の横で「だから金を払おうと思ったら財布が無いんだよお!」と店長を大声で怒鳴っています。私は「お客さん事務所で話しましょう」とその男を事務所に誘導して、その隙に店長へ「すぐ警察に電話して来てもらって」と指示しました。

半袖の下から派手な入れ墨をみせながらテーブルを蹴飛ばしたりして私を威圧して来ました。私が怖がるどころか冷静沈着に応対しているので、その男は「なめとんのかコラ!」と益々ヒートアップしてきました。近くの交番のお巡りさんも飛んで来ましたが、これは手に手におえないと思ったのか外で電話をしています。

そのうちにパトカーが2台来るとその男も大人しくなりました。私はその男に「ガソリン代として◯◯◯◯円必ずお支払致します」と念書に署名をさせ拇印も押させて、関東の組名の入った名刺をもらいました。

翌日、親会社の建設会社会長から呼ばれて「50年この会社をやっているが、ヤクザから支払い念書を取った社員はお前が初めてだ」とニコニコ顔で褒めてもらいました。