仏とは、青色でもなく、黄色でもない。

赤色でもなく、白色でもない。

紅色でもなければ、紫色でもない。

もちろん、透明でもない。

また、長くもなく、短くもない。

丸くもなければ、四角でもない。

明るくもなければ、暗くもない。

男でもなければ、女でもない。

かといって、中性でもなければ、両性でもない。

それが、仏だ。

「十住心論」

←  一条真也  著「超訳  空海の言葉」からご紹介させて頂きました。

☆上記の文章を読んだ当初は、空海も今から1300年前の700年代に「仏とは正体不明である」と訳のわからぬことを言っているなと思いました。

しかし「中寿感興詩」の中には「仏の心も、その教えも、最初から自分の中に備わっているものだ」とあり「はるか西の彼方にあるという極楽も、弥勒菩薩が法を説いているという天上の兜率天も、本来は自分の心の中にある」と書いてあります。

つまり「仏は自分の心の中にある」と気付くか否かが極楽への第一歩だということです。そのためには例え日常生活の中で嫌なことがあっても「あっ、これは私の心の中の仏様を気付かせて頂くチャンスだ」と思ってウキウキワクワクして取り組む価値があるということです。

「健康で楽しい生活」はあなた自身の手の中にあります😆👍❤️