そもそも子供達の生き方が副交感神経過剰優位からアレルギー体質を招いている上に、さらに刺激物が昔に比べて増えているのですから、アレルギーが益々発症しやすくなっています。

例えば、現代の住環境もアレルギーを起こしやすい素地を作っています。今の住宅は気密性が高いので、換気が悪くて炭酸ガスが溜まりやすく、アレルゲンとなる埃も溜まりやすく出来ています。カーペットも畳に比べると埃を出しやすく、溜め込みやすいものです。

現代住宅は気密性が高いので、住宅建材に含まれている有害物質も充満しがちです。これがシックハウス症候群を起こします。換気が悪いと有機溶剤が部屋の中に溜まって、これもアレルギーの引き金になるのです。

有機溶剤は建材の接着剤に使われていますが、揮発性だから、空気中に漂います。有機物質ですから、化学的に言えば、ベンゼン環を持っています。つまり、大気に溶けて呼吸で吸い込まれた時体内の酸素を奪うのです。だから、身体の方は、排泄しようとして、ある意味では合理的な適応として、アレルギーを起こします。

となれば、家を造る上でそういう有害物質を使わない様にすることも、考えて行かなければなりません。

初めて有害溶剤が使われ出した頃は、日本人も「ああ、これが新築の匂いだ」と思って喜んでいたものですが、そんな無邪気なことを言っていられる時代は終わりました。

←安保徹著書「免疫革命」の「第三章 薬に頼らずアトピーを治す」からご紹介させて頂きました。

☆生活が便利になると、その代わりに色々なアレルゲンが私達の身の回りに忍び寄ってきます。アレルギーが酷くなって薬を飲んでも一時しのぎで再発を繰り返すようならば、日常生活の中のアレルゲン探しに努力されてみられたらいかがでしょうか。

ケースは違いますが、私がかつて、信越地方の建設不動産会社の建築営業を担当していた時のお医者さんのお客様は、奥様が電磁波に弱い方でした。奥様のご希望で、キッチンの電磁調理器を置く場所の回りの壁の中には電磁波防止のための特殊金属板を埋め込み、徹底した対策を施しました。

完成引き渡し後、ご挨拶に伺うと、奥様がわざわざキッチンまで呼んで下さり「お陰様で安心して調理が出来ます」と喜んで下さり、営業マン冥利に尽きました😉👍🎶