有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

交感神経緊張は万病のもと3



ところで「ガン遺伝子」という言葉をよく耳にしますが、必ずガンを作り出す特別なガン遺伝子というものはありません。

「ガン遺伝子」と言われるものは、正常細胞が増殖する時に使われている増殖関連遺伝子です。その遺伝子に何らかの負担がかかると、細胞をガン化させることがあるというだけなのです。

正常なリズムで細胞の再生が行われていれば、この遺伝子は問題を起こさないのですが、ストレスがかかって、余りにも類纂に組織の再生を促す事態が起こると、この遺伝子に過剰負担がかかるのです。再生される時に細胞が破壊されると、その時の活性酸素の衝撃で遺伝子異常を起こして、調節が狂ってしまいます。これが発ガンの仕組みです。

今までは遺伝子異常の引き金となる物質は全部外から来ると思われて来ました。食品添加物が悪い、タバコが悪い、紫外線が悪い、排気ガスが悪いと、みんな外から悪さをするものがあってガン細胞が出来ると思われて来ました。

ところが実際には、ストレスで組織再生が過度になり、活性酸素を出す顆粒球が増えるわけですから、発ガンの引き金を作っているのは自分自身だったのです。

この仕組みが分かった上で、福田医師を始め、私達のグループの臨床医の方達が診察しているガン患者の話を聞いてみると、やはり激しいストレスが聞き出せました。

仕事で無理し過ぎたり頑張り過ぎた男性や、何か心に深い悩みを抱えていた女性、冷房で身体をひどく冷やされている若い女性等、必ずストレスを抱えていました。となれば、ストレスを取り除くことをしなければ、根本的な解決になりません。

この様に、基本的な病気の発症メカニズムが分かれば治療する方策も見えてきます。反対に、原因不明だと片付けてしまっていると、いつまでも対処療法しか見えて来ません。


←新潟大学大学院 医学部教授 安保徹  著書「免疫革命」の「第一章 病気の本当の原因」からご紹介させて頂きました。



☆上記の「発ガンの引き金を作っているのは自分自身だったのです」「必ずストレスを抱えていました」「ストレスを取り除くことをしなければ、根本的な解決になりません」という箇所に着目しました。

この安保先生や福田先生の自律神経免疫療法の研究グループが実際のガン患者さん達を1990年代から診察・治療・研究した結果、2003年に出版されたのがこの「免疫革命」という本です。

ガン治療を三大療法(手術・抗ガン剤化学療法・放射線治療)のみで治療しているお医者さん方や高額な民間療法食品ばかりに手を出して散財を重ねている患者さん達にとっては、この本は「警鐘の書」だと思います。

安保徹先生の経歴を見ると国際感染医学・免疫学・医動物学分野が専門の世界的免疫学者として1996年に「白血球の自律神経支配のメカニズム」を世界で初めて発表されたのを始め、研究成果を英文論文で200本以上発表されています。その真摯な研究姿勢には大いに学ぶ所があります😉👍🎶