筋肉は使わなければ意味がない!
私達人間は、進化の過程で大量かつ複雑な筋肉を獲得して来ました。これらの筋肉は、使わないと必ず破綻をきたすように出来ています。沢山の筋肉があれば、その量にあわせて運動しなければダメなのです。
また、脚と腕を比べると圧倒的に脚の方が筋肉が多いものです。直立歩行がもたらした、筋肉の差です。となると、やはり圧倒的に歩く運動の方に重点が置かれるべきです。
また、手足以外で量が多いのが、背骨を支えている筋肉です。背筋と腹筋が、実は筋肉の総量の大きな部分を占めています。
私達の体重の半分とかは上半身にあるわけですから、重力も考えると、身体を動かす時には、腹筋と背筋にかなりの負担がかかっています。
日常生活でゆっくり上半身を動かしているだけでもかなりの働きをしていますが、運動したりすると、今度は実際の体重に運動エネルギーでモーメントがかかりますから、大変な負担になります。急な動きで筋肉を痛めるのも、そのせいです。
ですから、腹筋・背筋は常にある程度鍛えておかないと、とっさの時に破綻をきたすことになります。
しかし、だからといって、筋骨隆々になるほど鍛えるのは、実は自律神経のバランスという観点からみて、身体に悪い影響を与えます。
筋肉があればあるほど、今度はそれを維持するために酸素が送りこまれ、交感神経緊張状態が起こって、病気を招く体調を造ります。
また、あまりにリラックスし過ぎて、筋肉がどんどん衰えて行くのに任せているのも良くありません。衰えるにつれて、廃用性萎縮が起こると、ちょっとした日常的な運動でも筋疲労を起こし、さらに腰痛・膝痛・肩関節痛・頚椎障害などが起こりやすくなるからです。
←新潟大学大学院 医学部教授 安保 徹 著書「免疫革命」の「第六章 健康も病気も、すべて生き方にかかっている」からご紹介させて頂きました。
☆上記の「急な動きで筋肉を痛めるのも、そのせいです。ですから、腹筋・背筋は常にある程度鍛えておかないと、とっさの時に破綻をきたすことになります」という箇所に着目しました。
私は、脚の筋肉はウォーキングで鍛えて、背筋と腹筋は少林寺拳法の型の練習で鍛えています。
冬になると雨天や強風時はウォーキングは控えて、室内でスマホの音楽で歌いながら、ランニングスタイルでその場での足踏み運動をしています。
コロナ自粛の運動不足で、最初の3年間で腹回りが、79cmから86cmと7cmも太り、あわてて2ヵ月で79cmに戻しましたが、またこの1年間で83cmと4cm増えましたので、この2ヵ月で79cmに戻したところです。
長野県にいた時に頂いた「メタボ防止メジャー」は大いに役立っています😆👍❤️
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