有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

白血球は自律神経の支配を受けている!



顆粒球とリンパ球の比率は、60対35(残りの5はマクロフアファージ)ですが、この比率は常に固定されているわけではありません。

白血球の割合の日内リズムと年内リズムを調べる機会があり、結果を見るとかなり狭い範囲ではあるけれど、必ず規則正しいリズムを持って変化していることに気が付きました。

では、その変化を起こすものは何だろうと研究していて気が付いたのが、白血球は自律神経のコントロール下にあるという事実でした。

これは実は、私が最初に見つけたわけではなく、私が大学時代に講義を受けた東北大の講師である斉藤章先生が見つけて、概略は殆ど完成して発表した説です。

顆粒球は交感神経の支配を受け、リンパ球は副交感神経の支配を受けている。この事実を斉藤先生は今から50年も前に発見して報告していました。

私はその講義を聞いていたので、斉藤先生の理論をさらに進めて行こうという気持ちを待ち続けながら研究していました。

すると、白血球の周期的なリズムも、量的な変化もみな、自律神経支配が関与していることがわかったのです。

自律神経は交感神経と副交感神経の拮抗状態で調節されます。

交感神経は働いたり、運動したり、気持ちが高ぶったり、あるいはうんと悩んだりした時、つまり人が興奮する状態の時に働く神経です。

逆に副交感神経は、休息したり、物を食べたり、あるいは眠ってしまう時に、ゆったりしたリラックスの体調を造る神経です。

この二つの拮抗状態をが造り出す、いわゆる自律神経というものが、私達の殆どの細胞の働きを支配しています。

そして、動き回る白血球もその例外ではないのです。


←新潟大学大学院 医学部教授 安保 徹 著書「免疫革命」の「第五章 病気と体調の謎が解ける免疫学」からご紹介させて頂きました。



☆本日から新しい第五章のご紹介に入ります。


安保先生の解かれる免疫学を学んで行きますと、顆粒球とリンパ球の日内リズムを把握することが健康維持にいかに重要かが良くわかります。


人の活動→人が興奮する状態→交感神経優位の日中は顆粒球が血中に増える→顆粒球は細菌のような粒子の大きな異物(細胞自身の100分の1くらい)を処理するのに優れている。


人の休息・睡眠→ゆったりしたリラックスの体調→副交感神経優位の夜間にはリンパ球が増える→リンパ球はウイルスのような微細な異物(細胞自身の10,000分の1くらい)を接着させて捕らえる。


つまり、お日様が高いうちは活発に活動したり、好きなことに熱中して楽しみ、お日様が沈んだら静かに食事したり、瞑想・座禅などをして静かに眠りにつくという生活が、健康維持にはとても大切だと言うことが良くわかります😆👍❤️