有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

白血球は自律神経の支配を受けている2



自律神経というのは神経の中でも最初に進化した歴史の古い神経で、殆ど無意識に働く神経です。だから私達が自分の意思の力で交感神経を緊張させたり、副交感神経をゆるめたりということは出来ません。

でも、私達が興奮することを通して交感神経を緊張させたり、あるいは休むことで副交感神経を優位にさせるということは出来ます。

そして、身体の殆どすべての細胞が自律神経の支配下にあり、興奮した時は、この細胞とこの細胞が働けば後は休んでいてほしいと交感神経が指令を出し、逆に今度は、食べる時は、副交感神経が働いて、消化吸収に関係する細胞は活動するけれど、他の細胞は休んでほしいという具合に、細胞間の協力態勢をつくり、人間を行動させるのに役立っているのです。

そして循環する白血球も勿論、この自律神経の支配下に入って調節を受けていることが、実験によってはっきりと確認されました。

自律神経は一日のうちに交感神経と副交感神経がゆるやかに交代するリズムを持っています。

朝起きて夕方に向かって交感神経がゆるやかに優位になって行き、夜になると休息する時間に向かって今度は副交感神経が優位になって行きます。

そこで、この自律神経の日内リズムと白血球の割合がどう連動するかを調べてみました。4時間おきに採血して調べてみたところ、見事に交感神経が優位になると顆粒球が増え、副交感神経が優位になるとリンパ球が増えるというリズムが表れていたのです。

また、一年を通じて、人間の身体は冬は交感神経が優位になりやすく、夏は副交感神経が優位になりやすいということが知られています。

そこで、この自律神経の年内リズムにも白血球は支配されているのだろうかと調べてみたところ、やはりこちらも一致していました。

冬は顆粒球が多め、夏はリンパ球が多めのバランスがつくられていたのです。


←新潟大学大学院 医学部教授 安保 徹 著書「免疫革命」の「第五章 病気と体調の謎が解ける免疫学」からご紹介させて頂きました。



☆安保先生は「リンパ球の数は年内リズムにも合わせて変化する。気圧のリズムと比べてみると、夏は副交感神経優位のリンパ球体質、冬は交感神経優位の顆粒球体質になりやすいことがわかる」と書いておられます。

つまり、これから冬本番を迎えて厳しい寒さに直面すると、身体は緊張して交感神経優位で顆粒球が増えるということです。

顆粒球は細菌のような大きな異物(細胞自身の100分の1)を飲み込むのは得意です。

しかしリンパ球のようにウイルスのような微細な異物(細胞自身の10,000分の1)を接着して捕らえることは出来ません。

そうです!懸命な皆様はすでにお分かりのように、冬場こそインフルエンザやコロナ等のウイルス感染には細心の注意を払って、一人ひとりが感染対策を徹底して、自分の身は自分で守らなければならないということです👊😆🎵