有名人姓名判断のブログ

今話題の有名人の運勢を古神道由来の数霊術姓名判断にて占ってみたいと思います。

何事にも積極的になることで自然治癒力は高まる


私の病院では西洋医学による治療の他に、様々な治療を行っています。西洋医学では手術や放射線治療・免疫治療・温熱化学療法・抗がん剤等がん治療で有効とされる様々な治療法の中から、患者さんの症状に応じて選んで行きます。また中国医学では漢方エキス剤や煎じ薬・鍼・食事療法・気功等を行い、道場では朝昼晩の一日三回、太極拳等の気功訓練も行っています。そして心身医学ではカウンセリングを始め、瞑想やリラクゼーション法等を取り入れています。

これらを患者に合わせて選んで行くわけですが、同じ治療法を選んでも、その治療によく効果を上げていく人と上げない人とがいるのです。その違いはどこから来るのかと言えば、やはり積極的にその治療に取り組むか取り組まないかの違いであると思います。

例えばがんの再発を防止するために気功をやりなさいと言っても、何となく義理でやっているような人もいれば、楽しくて好きになって熱心に気功に取り組む人もいるわけです。すると、やはり熱心に取り組んでいる人の方がその後の経過がいいのです。乳がんを手術してから五年たって、全く再発していない人がいるのですが、この人は本当に太極拳をやるのが楽しいらしく「人生観が変わった」とまで言いながら道場に通っています。このような人を見るにつけ、積極的な姿勢は大事だなといつも思わされます。それに比べて消極的な姿勢の人はやはりダメです。自分の気持ちの中に病気を治そうとか再発を防止しようとする強い意志を持っていなければ治る病気も治りませんし、再発を防止することはできないのです。

←帯津良一博士著書「自然治癒力」から抜粋


私が大学1年の終わりに肺結核に罹患して全治2年と言われて入院した時に読んだ「一休禅師」の本には本当に救われました。入院当初はふてくされて看護婦さんの言うことも聞かずに薬も真面目には飲んでいませんでした。しかし一休禅師の「病気の時は病人になるがよろし」という言葉を目にした時には頭をガーンと叩かれた思いがしました。「俺は何と愚か者なのだろう。病人なのだから病人になりきって病気を治すことに全力を上げなくては」と心の底から思い、素直に生まれ変わって積極的に全ての治療を受け入れました。

そうするとわずか4ヶ月で完治して無事退院出来たのです。勿論、当時遠距離恋愛をしていた小学校6年の時の同級生「さゆり」ちゃんがお盆休みを利用して勤務先の大阪から鹿児島の病院までわざわざ面会に来てくれたことも大変大きな励みになりました。